アクセル・ローズの発声
アクセル・ローズの特徴
- 独特なノイズの効いた声
- 霧のようなシャウト
独特なノイズの効いた声
かなり個性的な声ですよね。
同時に2つ音が鳴っているような声です。
この声ですが喉仏をかなり上げた状態で仮声帯を鳴らすと、近しい声になります。
まず01:21や02:03あたりのノイズが薄くなった声を狙いましょう。
喉仏を目一杯上げると、このような声が出せます。
また、ここまで喉仏を上げると、意図せず濁声感やノイズが生まれませんか。
あとは喉仏を目一杯上げた声を出しながら仮声帯を閉めれば、アクセル・ローズ声のできあがりです。
ただし、サビの「welcome to the jungle」やサビ締めの「I want to hear you scream」などの高音域を超ハイラリで発声すると、彼以上に鋭く細い声になってしまいます。
なので、高音域では適宜ハイラリ具合を少しだけ甘くさせましょう。
彼の声について分かりやすい例を使って平たく言うと、「ちびまる子ちゃんの山田くんのハイラリを強くした感じ」です。
霧のようなシャウト
一般的なシャウトに比べて音程が低めで勢いの弱い、霧のようなシャウトを冒頭で出しています。
ここでしか出てこないんですけども。
この霧のようなシャウトは、前述の「喉仏を上げまくって仮声帯を鳴らした声」から、息の量や強さをそのままに声量を落としていくと発声できます。
声は完全に無くさず、うっすらと残しておきましょう。
00:28~00:30あたりで声が残っていることが確認できます。
また、00:32や00:39辺りで、一瞬ではありますが声の成分がほとんど無い場面もあります。
こうした箇所では声量をさらに落としつつ、喉ち〇こを少しだけ後ろに倒そうと試みましょう。
上手くいけば声の質感が薄い、より霧っぽいシャウトになります。
いわゆるデスボイスの一つ、フライスクリームにかなり近いものです。
イマイチ冒頭のシャウトが出来ない場合は、フライスクリームの出し方をググってみてください。
まとめ
- 超ハイラリ+仮声帯閉め
- 超ハイラリ+仮声帯閉め-声量→冒頭のシャウト