1. トップ
  2. TKの発声

TKの発声


北嶋徹 | Wikipedia

TKの特徴

  • 基本は裏声
  • 絶叫シャウト

基本は裏声

一曲を通して色々な声が聴けますね。

色々な声色を使用してはいますが、裏声をベースに声帯の開閉具合や喉仏の位置を調節することで、TKさんの出している声色は概ねカバーできるかと思います。

「unravel」ではセクションごとに分かりやすく声色の変化が見受けられるので、セクションごとに発声を見ていきます。

Aメロ

AメロでのTKさんの声は、消え入りそうなささやき声です。

今にも死にそうな感じ。

ウィスパーボイスの出し方については一々書くまでもないかもしれませんが、声帯を開いて呼気を多めに吐くと発声できます。

あとは喉仏を上げ気味にして、可愛らしさを足してみてください。

喉仏を上げて可愛らしさを足した方が、TKさんウィスパーボイスっぽくなります。

Bメロ

Bメロの「壊せる 壊せない 狂える 狂えない」から歌いだしやAメロに比べて、声に力強さ、重さ、芯が出てきていますね。

このときの声は、前述のウィスパー状態から喉仏を下げることで発声できます。

声帯の開き具合と呼気の量は変えなくて大丈夫です。

サビ

Aメロ~Bメロにかけての声から一転し、サビではハリのあるパワフルな声になっています。

歌いだし~Bメロでの声帯ガバ開きから、声帯をちょいと閉めましょう。

サビはhiB~hiDが頻出し瞬音でhiFやhiGも出てくる驚異的な音域ですが、音域の割には声に細さや鋭さや硬さなどが少ないので、声帯をガチガチに閉めなくてよいかと思います。

また、上記の音域だと喉仏がギュンギュンに上がりやすくなるので、上がり過ぎないように食い留めましょう。

無理に下げ過ぎることは無いです。

あくまで抑えるぐらいで。

絶叫シャウト

間奏前に絶叫するようなシャウトをかましています。

絶叫することを「シャウト」って言うんでしょうけども。

(「振るようなスイング」とか「踊るようなダンス」とか言っているようなもんですよね)

TKさんの場合は「シャウトをしている」というよりかは「絶叫している」と言ったほうがしっくりくるかもしません。

なのでTKさんのようなシャウトを出したい場合は、できるだけ大声を出すようにしましょう。

頭を使わず、テクニック云々の話でもなく、喉ち〇こやベロや歯が吹っ飛ぶんじゃないかというぐらいの大声出すのが、近いシャウトを出す一番の方法です。

ただし大声は喉の健康にとってめちゃくちゃ悪いので、念頭に置いておきましょう。

喉に悪いからと言って呼気量や声量を落とし仮声帯を閉めてノイズを出したところで、TKさんのシャウトには程遠いものになります。

TKさんのシャウトは恐らく本当に絶叫しているからこそ成しえているので、TKシャウトを出す際は喉の健康をある程度損なうことを覚悟する必要があるかと思います。

まとめ

  • 声帯ガバ開き+呼気多め+喉仏上げ→TKウィスパー
  • 声帯ちょい閉め+喉仏ちょい下げ→TKパワフルボイス
  • 高い音を大声で→TKシャウト