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トム・ジョーンズの発声


トム・ジョーンズ(歌手) | Wikipedia)

トム・ジョーンズの特徴

  • ゴージャスな声
  • 聞き取りやすい発音
  • パワフルなシャウト

ゴージャスな声

レーザー脱毛したツルツルお肌の男には出せないような、男汁100%な声ですね。

「上手い」とよりは「すごい」感じ。

具体的に言えば声に厚みや太さがあり迫力を感じます。

まず、基本的に喉仏をやや下げた状態を意識すると良いかと思います。

高音域では特に下げているように見受けられます。

加えて少しだけ閉鼻させて、声に太さを足しましょう。

声帯は開けっ広げるわけではなく、少しだけ閉じると硬さが出て迫力が増します。

ただし、声帯を閉じ過ぎると声量が出しにくくなるので、少しだけで良いです。

聞き取りやすい発音

どのようなフレーズや音域においても、子音や母音が崩れることなく発音しているように見受けられます。

そのため、どういう単語を発音したかが分かりやすいです(単語の意味が分かるかは置いといて)

なので子音と母音それぞれの自然な口の形や動きを妨げず、むしろ大げさに動かしましょう。

実際に彼が歌っている動画を観ると、口を大きく動かしている様子がわかるかと思います。

パワフルなシャウト

04:18あたりでhiGぐらいのシャウトをしています。

パワフルな歌声を持つ人なので、やはりシャウトもパワフルですね。

呼気をたくさん吐きつつ仮声帯をがっつり鳴らしましょう。

あと細くて鋭いようなシャウトというよりは、太くて裏声感のあるシャウトなので、声帯はできるだけ開きましょう。

また音程がかなり高いので、喉仏が上がり声が細くなりがちです。

なので喉仏が上がり過ぎないように意識することもポイントですね。

デスボイスができる人向けの話ですが、声の要素が強めのフライスクリームかと思われます。

まとめ

  • 喉仏下げ気味&ちょっと閉鼻声
  • 各子音母音を大げさに発音する
  • 声帯開き+喉仏下げ+仮声帯閉め→シャウト