山崎まさよしの発声
山崎まさよしの特徴
- 籠り気のある声
- 口を大きく開けない
- 波が細かいビブラート
籠り気のある声
「山崎さんの声真似をやってみて」と言われれば大半の人が、下顎を少し突き上げ、舌を巻き気味にしてモゴモゴした歌い方にするのではないでしょうか。
それで十分です(笑)
悪い言い方になってしまいますが、ちょっと籠ったような鼻にかかった声に聴こえるので、軽い閉鼻声にすると良いかと思います。
喉仏は決して下げずに解放しておきましょう。
口を大きく開けない
「口を大きく開くべからず」という意識からか、縦に開く力量を横に開いて逃がしているように見えます。
口の開きを小さくすると、声の無駄な張り上げや呼気の量や勢いを抑えることができます。
そしてそれらを抑えることで、声の裏返りやヨレを防ぐことができます。
実際のところ、01:41あたりの高音でも声を張り上げず、むしろ声量を抑えている様子がうかがえます。
なので声のトーンは一定を保つことと、一定を超えないよう心掛けましょう。
あと発声にあんまり関係無さそうですが、肩を上げて二重顎を作るように首を若干後ろに下げたような状態を常時しているように見えます。
波が細かいビブラート
ビブラートの波の周期が細かいですね。
あと01:36のロングトーンでは発声直後に掛けようとしたものの掛からず声が一瞬ブレてしまい、最後にチョロっと掛かったように聴こえます。
01:50のロングトーンでもビブラートを掛けても波が浅すぎたのか、どんどん下顎に力を入れて深い波を出そうと苦戦している様子がうかがえます。
以上のように、
- 波の周期が細かい
- ロングトーンで安定しない
ことから、山崎さんのビブラートはちりめんビブラートかと思われます。
まとめ
- ちょい閉鼻声
- 声量や呼気は一定ラインを超えないように
- ビブラートはちりめんビブラート