沢田研二の発声
沢田研二の特徴
- 煌びやかな声
- 気だるい歌い方
煌びやかな声
ジュリーの声は常に「キーン!」とか「ツーン!」とした響きが含まれていないでしょうか。
スターなだけあって、声も煌びやかに輝いている感じ。
もう少し具体的に言えば、高域が強く音の抜けが良い声かと思います。
サビの「ボーギー ボーギーーーーーーーー」辺りなんかは、特に耳へ「キーン!」が来ます。
こうした「キーン!」ですが、少しだけ閉鼻し、喉仏を上げると発生しやすくなります。
閉鼻はし過ぎず少しで大丈夫です。
気だるい歌い方
口を大きく開けたり、振り絞るように声を出したり、目を大きく見開いたり、逆に目尻にクシャっとシワができるほど瞑ったり、激しく動いて感情を表したりはしていないですね。
常に膝や肘がちょっと曲がっていて、とろけた表情でぬるっとしたモーションをしていて、どことなく気だるい雰囲気が漂っていないでしょうか。
「炎天下の青空の下、芝生の上で」というよりは、「煙草の煙とバーボンやウイスキーの香りが漂うバーにて」な感じ。
なので感情を込め過ぎたり、自分の世界や歌の世界に没入しないようにしましょう。
基本はクールな姿勢で。
また、ダイナミクスに波があったり、語尾が囁くような、ボソッとつぶやくな処理が多い印象です。
このような点も表現すると、気だるさが出てくるかと思います。
まとめ
- 少し閉鼻+喉仏上げめ
- ダイナミクスをこまめに付ける&語尾はつぶやくように