の子の発声
の子の特徴
- 上ずった声
- テキトーな歌い方
- 溢れ出る魂の叫び
上ずった声
喋り声からして上ずった声ではないでしょうか。
「上ずった声」と一口に言っても、どのような声が「上ずった声」と捉えるかは人それぞれかとは思いますが。
試しに喉仏を上げて、声帯を閉じて歌ってみてください(喉仏を上げると、声帯は勝手に閉じ気味になります)
の子さんっぽい声を体感できるかと思います。
テキトーな歌い方
実際のところテキトーではないと思いますが(笑)、ちょっと投げやりなような、ふてくされたような、テキトーに歌っている感があるように思います。
少なくとも正確な音程やリズムで、綺麗に歌おうとしない方が良いでしょう。
本人も恐らく「”上手く歌う”なんてどうでもいいぜ!」と思ってるでしょうし。
上手く歌うことの優先順位はかなり低いでしょうね。
どうしても正確に上手に歌ってしまう場合は、音程を部分的に外したり、語尾をブツ切りにしたりフォールさせたり旋律を崩したりして、テキトー感を出しましょう。
溢れ出る魂の叫び
曲前や1番終わりや2番終わりで叫んでいますね。
「魂が奮えたんだ。そしたら声が溢れちまった」みたいな。
なのでの子さんのような咆哮を出したいときは、魂の成すがまま、あるがままに叫びましょう。
などと言っても意味が分からないですよね。
とはいえの子さんが出すような叫び声は、愉快な人がカラオケで愉快になったときに出すような叫び声とよく似ていて、何も特別な発声ではないように思います。
誰しもカラオケで聴いたこと、または出したことがある叫び声の類ではないでしょうか。
この叫び声は声帯と仮声帯を勢いよくギュッと無理矢理に閉めて、呼気を勢い良くたくさん吐きながら声を出すと発声できます。
イメージとしては喉全体を閉める感じです。
ただし、多分(というか絶対)喉が痛くなります。
なので「ここぞ!」というところで、声帯仮声帯ギュッ閉めシャウトを出しましょう。
まとめ
- 喉仏上げ気味&声帯閉め気味
- 上手に歌わないようになする
- 声帯仮声帯ギュッ閉め=の子シャウト