レイ・チャールズの発声

身体的ハンデや人種差別、薬物中毒など、人生における苦味が多量に染み渡った魂を音楽に込めて詞を詠む男、レイ・チャールズ。

ローリング・ストーンが選んだ歴史上において偉大なシンガー100選で2位(男性では1位)に位置づけられています。

年代や人種を超えて愛される彼の発声を分析します。

参考 レイ・チャールズWikipedia

 

レイ・チャールズの特徴

・肉厚な声
・詠むような歌い方
・ほぼ常にニコニコ

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肉厚な声

 

声の体積が大きそうな声してませんか。

なんか声という器に肉が隙間無くパンパンに詰まってるような声というか。

そんな肉厚な声ですが、かなり開鼻した声に聴こえます。

また、掠れ気味の声でもあるので、エッジボイスと仮声帯の閉鎖を駆使してノイズを要所でまとわせましょう。

 

詠むような歌い方

 

原曲の『いとしのエリー』を歌う桑田圭介さんに比べてリズム、譜割りや音程などをかなり崩して歌っていますね。

形容するならば「歌を唄う」というよりは「歌を詠む」感じです。
または「歌を語る」感じ。

歌詞の内容を咀嚼しどこまでを一つのフレーズとして捉えるか、どのように歌うかを考えて歌いましょう。

語呂が悪くなったり字余りになっても気にせず、詞の内容に合わせて歌いましょう。

 

ほぼ常にニコニコ

 

彼が歌っている映像を適当に選んで、適当なところで止めてみてください。
笑ってませんか。

彼はとにかく笑いながら歌います。

具体的に言えば、口角を上げて上の歯全部を見せるように歌っています。

案外この笑顔が”ソウルの神様”の歌の秘訣かもしれません。

 

まとめ

 

・がっつり開鼻声をベースにエッジボイスと仮声帯で味付け
・歌詞の内容を優先させてフレージングを決める
・スマイル