爪移植オペ完了

きょうは映画の日だったので予定を空けておりました。
が、お金が無くてマラソンを決行できませんでした。

外は雨。
家で鬱々としておりました。
(やることはいっぱいあるので忙しくはしてたのだけど、予定通り映画に行けなかったと思うとやはりちょっとテンション下がり気味で・・・)

そしたらタクヲさんから連絡が。
「税務署に行くついでに寄って爪の移植をやってあげる」
とのこと。
それはありがたい。

※爪・・・ニコンレンズの部品。
こないだ爪が欠品してるもののそれ以外は上等な中古レンズを買ったのでした。
ジャンクを買ってその部品を移植してもらう約束をしていました。

早速来て頂きました。

ヤフオクで落札して今朝届いたドナー用のレンズ。
 
(左から)
■SIGMA ZOOM-ΘII 1:3.5~4.5 f=28-85mm(完全ジャンク)
■R.MC Tokina 80-200mm 1:4
■SIGMA MULTI-COATED mini-zoom 1:3.5 F=39-80mm

シグマ(28-85)とトキナー(80-200)の2本で530円。
もうひとつのシグマ(28-80)が100円でした。

トキナーの80-200ズームはそのまま使えそうなのでクラッシュきんぐさんに差し上げる事にしました。
日頃お世話になっていますし実はクラッシュきんぐさんは35-70mmしか持っていらっしゃらないのです。
差し上げる旨を伝えると
「これでほぼ35から200まで網羅出来る事になった」
と非常に喜んで下さいました。
良かった良かった。

さて、と言うことで爪を提供してもらうドナーはシグマの28-85となりました。
玉自体はまずまずだったのですがフィルター枠にヘコミ、絞り羽根不動、小カビありと言う完全ジャンク。
これなら爪を取っても勿体なくありません。


そして移植開始。


これが5600円で買った中古のニッコールの24mm。
整備済みの美品をお店でまともに買うと3万円くらいします。

よく見ると画像の矢印の場所に爪がありません。
故意に外したようでした。
恐らく元の持ち主は爪が邪魔になるタイプのAi対応ボディに付けて使っていたのだと思います。
元々非AiレンズですがAi改造が施されていましたので。
わしがこのレンズを使う予定のFTNはAiに対応していません。
なのでレンズの開放F値情報をボディに伝えるには爪を介して左右に振る、いわゆる「Nikonのガチャガチャ」が必要なのです。

移植中の図。

5分もかからずに移植完了。

さっそくボディにセット。
まず絞りを5.6にして本体の突起に爪を合わせます。

そして絞り環を左右いっぱいいっぱいにガチャガチャ回します。

するとレンズの開放F値情報がボディに伝わります。
ちょっと見にくいですが印がバッチリ2.8のところにあるのが分かりますか?

無事連動完了。
大成功です。

ちなみに開放F値が1.4のレンズを付けた場合はこんな感じ。
印が1.4のあたりにあります。

こういうふうに連動がちゃんとしてるかどうかが印で確認出来るのっていいですよね。
FTNの好きなところのひとつです。

「うむ。ばっちり連動されとる!」

これで広角24mmレンズが格安でゲット出来た事になります。

映画に行けず「はぶて」気味の一日でしたがタクヲさんのお陰でちょっと有意義な気分になる事が出来ました。
移植をどうもありがとう。

よっ。
ドクター・ボンベ!(古い)。


ところで今回結局出番の無かった100円の「SIGMA mini-zoom 39-80mm」ですが・・・

これが実に微妙(^_^;)

一応どこも悪いところはなく実用になる品でした。
しかしかなり使い勝手が悪い。
39-80と言う実に中途半端な画角。
けっして大きいワケではないけれどそうコンパクトでもないサイズ。
2mより寄ろうと思ったらメインのピントとは別のリング(極めて操作しにくい場所にある)で合わせなくちゃならない煩雑さ。
などなど。
なんでこんな妙な作りにしたんだろう。
ニッコールの35-70(Ai-s)も寄る時はスイッチで切り替えが必要なレンズです。
でも比べ物にならないくらい使いやすい。
今回図らずもどんだけニッコールがスマートに設計されているかを思い知らされる結果となりました。

大体ワイド側が35でも40でもなく39mmなんて!
珍品以外の何者でもありません。
実際操作してみて100円でも買い手が付かなかった理由が分かりました。
こんなにすっとこどっこいなレンズだったとは。
コイツのせいでわしの中のシグマ株はだいぶ下がりました。
爪狙いの100円だったからまだしも実用にするつもりだったら200円でも「高い!」と思った事でしょう。

なのでよっぽどの事が無いと使わないと思います。
現在80mmを持ってないので「どうしても80mmの画角が必要」な時とか(そんなシチュエーションなんてあるのか?)。
あるいは主力のレンズを一度に落とすか水没させるかなんかして全滅させてしまった時とか。
そんな時は仕方なく使うかも知れないけど・・・。
ブルブル。
そんな状況なんて想像したくもない。

タクヲさん曰く「バカズーム」。
まさに!
うまいことを言う。

でも一応使えるし、ほかにも爪が必要な場合もあるかもしれないし。
ちゃんと大切にします。
・・・多分。

投稿者: hassei 日時: 2010年02月01日(月) 18:22

コメント: 爪移植オペ完了

ばかずーむは余計だったかな、

投稿者 タグマ | 2010年02月02日(火) 06:58

だね。
でも先に落札しちゃったからね。
その時は2本組みが落札できるかどうか分かる前だった。

投稿者 発生 | 2010年02月02日(火) 12:09

今さらですが・・・。
 
シグマの39-80は同社の常用ズームの先駆けとなった製品で、非常にコストがかかっていて儲けが少なかったそうです。当時の「槍か穂高か/ミニズーム」というコピーを覚えている方も多いと思います。もしかしたら、山岳写真の愛好家をターゲットにしていたのかもしれません。(中途半端のようですが、広角側にもう1本あれば概ね事足りそうです)
 
当時としては、シグマは若者向けでかなり尖がったデザインでした。39-80ミニズームは正にその象徴的商品であり、シグマもずいぶん力を入れて販売していたと記憶しています。もし機会がありましたら、70年代後半~80年代初頭の若者向けカメラ雑誌「月刊カメラマン」などをご覧になってみてください。このズームのカラー広告を見つけることができると思います。
 
当時は純正にこだわっていましたが、今になってみるとサードパーティー製のレンズもそれぞれ魅力がありますね。このズームも使ってみたい1本です。ではでは。
 
※長々と失礼いたしました。 

投稿者 通りすがり | 2012年03月25日(日) 21:57

通りすがりさん、こんにちは。

レンズ知識に乏しいのでとても興味深いお話しでした。
そのような素性のレンズだったのですねぇ。
その後シグマの24mm単焦点を入手してその写りにシグマを大いに見直しました。
ミニズームは結局使わぬままに手放しました。
シグマを見直す前でした。
「手放す前に使ってみれば良かった」とその時少し後悔しました。
お話しを聞いてその気持ちが更に大きくなりました。
時既に遅しですね(^_^;)


当方、試し撮りブログなどもやっていますので良かったらそちらにも寄ってみてやって下さい。
http://hassei.net/HB/


この度はコメントありがとうございました!

投稿者 発生 | 2012年03月25日(日) 23:55

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