10月を前に

明日から10月ですね。
早い。

10月と言ったらわしが生まれた月でもあります。

一昨年の事。
何度も手術を繰返して長期入院をしたものの結局右目は(ほぼ)失明。左目もかなり悪い状態でした。
何をしようにも視力って必要で、本もまともに読めないし、久々に退院したら信号機も見えなくてまともに町も歩けない。
正直愕然としました。

そしてすごく落ち込みました。
ブログとかミクシィとかで散々愚痴ってましたからその一端はみなさんもご存知かもしれません。
でも本当のところは書いてる以上にさらに深刻に参っていたんです。
まさに絶望の淵にいました。

で、見舞に来てくれた母につい言ってしまったのが
「死んだほうが早い」
って言葉でした。
本当に自然と口からもれたのです。

それを聞いた母は今まで聞いた事のないような複雑な声で
「そんな事言いんさんなや」
と言いました。
そしてわしはハッと気付きました。
わしは母に一番言ってはいけない言葉を言ってしまったんだ、と。

顔はよく見えませんでしたが、きっと悲しい顔をしていたのではないでしょうか。

とても反省しました。

世の中、全盲の人だって元気に明るく生き生きと生活している方が沢山いらっしゃいます。
全盲に比べたら、わしは左目が随分と見える。
確かにやれる事の制限はとてつもなく大きくはなりました。
しかし、それを儚んでいても仕方ないんです。
自分の置かれた状況で出来る限り前向きに明るく生きる。
それしかありません。
一度しかない人生を大切に、とか言うといかにも安っぽいですが、真理です。
どう生きても一生は一生。
それならば出来るだけ充実した一生にしたいではないですか。

来月、何も成さぬうちにまたひとつ年を重ねてしまいます。
でも生きてるだけで御の字です。
幸せ者です。
小さな事でいじけちゃいけません。
大きな事でもいじけないほうが良いです。

大好きな清志郎さんは癌が判明した時
「何事も人生経験と考え、 この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念できればと思います」
と言うメッセージを発表しました。
みなさんにも大なり小なり沢山の困難があると思います。
でも清志郎さんみたいにそれら困難を新しいブルースと捉え、大いに楽しもうではありませんか。

口で言うほど簡単では無いですけどね。
そう言う心構えで生きて行きたいです。



さあ、とりあえず明日は1日だ。
映画マラソンの日だ。
観るぞー!(笑)。

投稿者: hassei 日時: 2008年09月30日(火) 21:30

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