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■09年4月の映画マラソン
月に一度の心の栄養補給。
毎月1日の映画1000円デーに行う映画マラソン。
4月も決行しました。
この時期にしてはちょっと肌寒い気温でした。
ここ数日は約一ヶ月前の気温だとか。
でも天気自体は良い・・・と思っていたら帰宅中に突然の雷雨。
ゲットした映画チラシが軒並みグチャグチャになってしまった><
がっかりのココロ。
まぁ、風邪を引かなかったからヨシとしましょう。
さて、今回は5本観賞しました。
途中2時間ぽっかり時間が空いて勿体無かったです。
その時間に丁度はまる作品があったら6本観れたんですけどねぇ。
84■ホルテンさんのはじめての冒険
85■フロスト×ニクソン
86■ロルナの祈り
87■蟹工船(ニュープリント版)
88■オリンダのリストランテ
※数字は今年に入って映画館で観た作品の通算数。
ではヒトコト感想です。
「ホルテンさんのはじめての冒険」
予告編で想像してた内容と結構違いました。予告編だと定年最後の日に初めての遅刻をした電車の運転士がそれを機にそのまま旅に出るのかと思っていました。でも実際は旅とか冒険って感じではありませんでした。確かに真面目で地味な男にとって定年を機に始まる新たな日常が冒険と言えば冒険と言えなくもありません。でも決して大冒険ではない。そう言う意味では若干肩透かしの作品でした。でも作品自体はそんなに悪くないと思いました。人生はどうせ手遅ればっかりなんだから言い換えるなら何を始めるにも遅過ぎるって事は無い。このメッセージは確かに伝わったと思います。ただ大きな山場とか見せ場はなく全編通じてダラダラっとした感じなので好みは別れると思います。「フロスト×ニクソン」
歴史的なインタビューの内幕を描いた物語。失脚したニクソン元大統領役にフランク・ランジェラ。そのニクソンをテレビのインタビュー番組に引っ張り出して対決した実在のインタビュアー「デビッド・フロスト」役をマイケル・シーン。二人ともそれは見事に演じていました。一介のバラエティ番組の司会者がいかにしてニクソンと対決するに到ったか?。その経緯がまず面白いです。そしてニクソンを丸裸にしようとする男と、逆に番組を利用して政界復帰を目論むニクソンの対決にハラハラドキドキ。なかなか見応えがありました。エンタテインメントを熟知してはいるけれどいかにも政治には縁の無さそうな小物司会者と大統領にまで登りつめた超大物政治家の対比が効果的でした。もちろん派手なアクションシーンはありません。でも二人の間で繰り広げられる丁々発止の心理戦は激しいアクションにも似た印象を受けました。「ロルナの祈り」
ロルナは東欧からの移民女性でベルギー国籍取得のためにヤク中のベルギー人クローディと偽装結婚をします。そして国籍が欲しい外国人から大金をせしめて偽装結婚を繰返す商売をするべく、闇ブローカーと結託してクローディを始末する計画を立てます。しかし、そんな事を知らないクローディはロルナに人生をやり直す光明を見出します。そしてロルナも少しづつ変わっていきます。登場人物の複雑な心理を丹念に描いていて好感が持てました。ストーリーも観客の興味をうまく誘導しつづけます。それだけにあのラストは多少「ええっ?」って感じがしました。余韻は残ります。生きにくい世界でこう言う形の愛はどんな光りを宿すのでしょう。「蟹工船」
今度SABU監督でリメイクされる新作ではありません。1953年の山村聡監督の作品です。古い映画ですが当時のフィルムじゃなくてニュープリントされたものです。だから上映トラブルの心配はナシ(笑)。小林多喜二の原作は大昔に読んでいましたが映画は初見でした。原作のラストでは経営者側に反旗を翻すべく労働者をまとめたリーダーが海軍に検挙されます。しかし映画では若干違いました。在る意味衝撃的な幕切れ。思わず「救いは?」と言いそうに。白黒映画って独特の迫力が出ますよね。あと伊福部昭の音楽はやはりいい。SABU監督が新作でどのように料理をするのか分かりませんがよっぽど気合い入れてかからないと太刀打ち出来ませんよ〜w「オリンダのリストランテ」
オリンダはブエノスアイレスでこぢんまりとした食堂を経営するおばちゃんの名前です。オランダじゃありませんよ!(笑)。お話しはオリンダの店に人捜しのドイツ人青年が転がり込むところから展開していきます。個人的には久々のアルゼンチン映画の鑑賞となりました。ハリウッド映画には無い味があります。2001年のモスクワ国際映画祭最優秀作品賞ですって。2001年って・・・(^_^;)。日本上陸まで8年も掛かったワケか。作品はなかなかの佳作でした。小さな食堂に集う色んな人が色んな思いで生きています。そして色々な人生が交錯します。在る意味アルゼンチン版の「かもめ食堂」?。いや、すごく騒々しくて淡々とは真逆の作品だから全然違うか(笑)。
・・・と、こんな感じでした。
全体的に地味なラインナップでしたが楽しめました。
「フロスト×ニクソン」は「ウォッチメン」と合わせて観ると面白いかも。ウォッチメンはニクソンが三選を果たして米ソの冷戦がさらにひどくなっている世界が舞台だから(笑)。
ちなみに先月(3月)全体で観た作品は以下の通りです。
59■帝国オーケストラ(ディレクターズカット版)
60■ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて
61■ラ・ボエーム
62■ピアノチューナー・オブ・アースクエイク
63■いのちの戦場 アルジェリア1959
64■動物農場
65■カフーを待ちわびて
66■新宿区歌舞伎町保育園
66■ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー
67■誰も守ってくれない
68■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
69■少年メリケンサック
70■激情版エリートヤンキー三郎
71■ヤッターマン
72■罪とか罰とか
73■ジェネラル・ルージュの凱旋
74■Beauty うつくしいもの
75■ダウト あるカトリック学校で
76■我が至上の愛 アストレとセラドン
77■悲しいボーイフレンド
78■恋極星
79■デメキング
80■猫ラーメン大将
81■フィッシュストーリー
82■ウォッチメン
83■ホノカアボーイ
以上26本です。
きゃー、少なーい(T▽T)
3月は前月の風邪を引きずってたり年度末で色々バタバタしてたしねぇ。
仕方ないか。
ちなみに1月と2月に一緒にホラーを観に行った例の三人組ですが今月は同じメンツで「フィッシュストーリー」を観に行きました。
さすがに三ヶ月連続で適当なホラー作品も公開して無かったもので。
結局元々観たかったフィッシュストーリーにみんなを誘ったと言うワケ。
でもこれがアタリ。
とても面白くて山羽さんもレミーさんも大満足でした♪
良かった良かった。
さて、この中でオススメを上げていきましょう。
今回は何と言っても「罪とか罰とか」でしょう。いやあ笑った笑った。これは山羽さんと一緒に観に行ったのですが山羽さんは早くも「DVD出たら絶対買う!」と宣言されていました。ケラさんファンのわしも大満足の一本でした。
それと「カフーを待ちわびて」「フィッシュストーリー」がかなり良かったです。
ほかには「少年メリケンサック 」「ヤッターマン」「デメキング」「ウォッチメン」「帝国オーケストラ」も良かったです。
あと「ジェネラル・ルージュの凱旋」「ベンジャミン・バトン」「誰も守ってくれない」あたりもまずまず。
全然期待してなかった「猫ラーメン大将」もそれなりに観れたし全体の本数は少なかったけど平均点は高かった気がします。
ひどくイマイチだった作品も無かったかなー。
来月も平均点高目でいきたいもんですね。もちろん本数は増やして!(笑)。
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