■08年2月の映画マラソン

月に一度の心の栄養補給。
毎月1日の映画サービスデーに行う映画マラソン。
1月の元旦はさすがに決行しなかったので2月が今年最初の映画マラソンです。

今回は午前中どうしても時間が取れずに午後からの4本だけになりました。
普段よりちょっと少なめで残念でした。
でもなかなか良い作品が多くて充実していました。

今回のラインナップは以下の通りです。

26■ヒトラーの贋札
27■レディ・チャタレー
28■子猫の涙
29■シルク

「ヒトラーの贋札」
大戦中に強制収容所でニセ札作りに従事させられたユダヤ人たちの物語。自らが生き延びるにはニセ札を作らざるを得ないけど、それはナチを利する事にもなるワケで。その板挟みと厳しい収容所生活が物語の目玉です。戦争の無情さがとても良く伝わってきました。しかし重厚なテーマとはうらはらにとても観やすいエンターテインメント作品として成立しています。主人公は一体どうやって生き延びるのだろう?とハラハラドキドキしている間にアッと言う間に過ぎた二時間でした。面白かった!
観終った後で気付いたのですがそう言えばアカデミー賞の「外国語映画賞」にノミネートされていた作品でしたね。
浅野忠信さんの「Mongol」のライバルかー。
なかなかの強敵ですな。

「レディ・チャタレー」
D・H・ロレンスの小説「チャタレー夫人の恋人」の何度目かの映像化です。今までの作品を全部観ているワケではありませんがそれらと比べても悪くない出来だったと思います。昔から不貞とかワイセツとかそっち方面で話題になる作品ですが、ちゃんと硬派な内容も含んでるんですよね。階級制社会に対する疑問符とか。プライドとか生きる事とか。正直今回官能面では大した事は無かったと思うのです。でも心理描写とかきっちりしてあったし物語もうまくまとまっていました。ときどき黒いバックに文字で説明が入るのが流れが切れる感じがして多少気になったけど。全体を通してまずまずでした。

「子猫の涙」
メキシコオリンピックのボクシング銅メダリストの森岡栄治さんの実話を元にした物語。栄光の後の転落。そしてその後の物語を娘さんの視点から描きます。その娘役の藤本七海さんがとてもよく頑張っていらっしゃいました。彼女のナレーションで物語がサクサク進んでイイ感じでした。「映画は映像で語らなくちゃ!」「言葉で説明してどうするよ!」って言う意見もあると思いますが、それで分かりにくくなってたり、伝わらない映画よりかは全然良いです。森岡栄治さんを演じた武田真治さんもなかなか頑張っていらっしゃいました。ちゃんとボクサーに見えました。

「シルク」
19世紀、蚕の卵を求めてフランスから日本を往復した男の物語。男は美しい妻がいて彼女の事を愛しています。でも日本で出会った女性の事が頭から離れません。物語のメインはその男の心理でしょうか。厳しくも波乱万丈に富んだ行程であっただろうにその描写はほとんど無いに等しいです。だからくれぐれもシルクロード冒険譚だと勘違いして観に行かないように!(笑)。幕末の日本の描写もこれはこれでアリかな。結局主人公の男のファンタジーだったと理解すれば納得がいきます。彼にとって日本は非現実の幻想そのものだったのでしょう。リアル(国と妻)がありながら男ってバカだねー(笑)。

・・・と、こんな感じでした。
なかなか粒選りでどの作品も楽しめました。

ちなみに先月(1月)全体で観た作品は以下の通りです。

1■ダーウィン・アワード
2■once ダブリンの街角で
3■エンジェル
4■ウェイトレス おいしい人生のつくりかた
5■M
6■劇場版BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸
7■ルイスと未来泥棒
8■フライボーイズ
9■銀色のシーズン
10■ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE
11■シナモン the movie(同時上映)ねずみ物語 ジョージとジェラルドの冒険
12■ペルセポリス
13■再会の街で
14■サディスティック・ミカ・バンド
15■人のセックスを笑うな
16■ジプシー・キャラバン
17■北辰斜にさすところ
18■ジェシー・ジェームズの暗殺
19■ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
20■君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956
21■Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
22■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
23■魁!!男塾
24■28週後...
25■陰日向に咲く

以上25本です。
前半風邪でくたばっていて始動が遅くなったわりには後半で本数稼いだ印象です。
映画ってば風邪で寝ててもまってはくれませんからね。
すぐ上映期間は終っちゃう。
1月は終るギリギリに慌てて観に行った作品や結局見逃した作品も多いです。
やっぱり健康が一番です。

さて、この中でオススメを上げていきましょう。

まず、一番はペルセポリスです。
内容濃かった!。是非皆さんも劇場でご覧下さい。

他にオススメはサディスティック・ミカ・バンド」「ジプシー・キャラバンの二本の音楽系ドキュメンタリー映画。それとウェイトレス おいしい人生のつくりかた」「再会の街で」「人のセックスを笑うな」「北辰斜にさすところ」「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」「君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」「28週後...」「陰日向に咲く」あたりです。

一方ダメダメ作品はピューと吹く!ジャガー THE MOVIEでした。

さて、今回は参考になりましたか?
少しでもみなさんの参考になれば幸いですm(__)m


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丼〜DON〜 発生どっとねっと
投稿者: 日時: 2008年02月01日(金) 23:59

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