カテゴリー:■映画2007年

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「あかね空」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

(07年4月鑑賞)ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
「京男が江戸の長屋で豆腐屋を開くお話し。物語の主題は家族かな?。あまり時代劇時代劇してないから『時代劇はちょっと・・・』と言う人にオススメです。」監督:浜本正機。出演:内野聖陽 、中谷美紀 、中村梅雀 、勝村政信 、泉谷しげる 、角替和枝 、武田航平 、細田よしひこ 、柳生みゆ 、石橋蓮司 、岩下志麻、ほか。脚本:浜本正機 、篠田正浩。

チラシ

なんか「お江戸でござる」でも観てる感じのお話しだったなー(笑)。
永代橋や江戸の町並みもVFXが馴染んでなくてなんか書き割りみたいだったし(^_^;)
ま、その辺は個人的には全然平気。
むしろ気になったのは人物描写に一貫性が無いところかも。
「え?。この人そーゆーキャラだったっけ?」って感じで。
市井物としても甘い!

基本、時代劇はリアル系が好みなんです。
こーゆー系統も嫌いではありませんけどね。
でも、時代劇ファンとしてはちょいとのめり込み辛いところありました。
台詞回しとか時代考証とか細かいところですけど。

だから「お江戸でござる」を観るくらいの感覚で観るのが正解かと。
後で杉浦日向子さんの間違い指摘が沢山出そうな感じだけど(笑)。

良くも悪くもあまり時代劇時代劇してないです。
だから時代劇にこだわりが薄い人のほうが素直に楽しめるかなー。

とりあえず大好きな中村梅雀さんがイイ味出してくれてたので満足です(^^)v


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原作の小説です。
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■映画「あかね空」公式サイト→http://akanezora.cocolog-nifty.com/blog/

投稿者: hassei 日時: 10:27 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「ステップ・アップ」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

(07年4月鑑賞)ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
「ストーリーはよくある青春物ですがヒップホップやダンスが好きな人にはオススメです。」監督:アン・フレッチャー。出演:チャニング・テイタム 、ジェナ・ディーワン 、マリオ 、ドリュー・シドラ 、ヘヴィー・D 、ダメイン・ラドクリフ 、ディシャーン・ワシントン 、ジョシュ・ヘンダーソン 、レイチェル・グリフィス、ほか。

チラシ

貧しい地区出身で自堕落な生活を送るストリートダンスの天才少年と富裕層の子が多く通う芸術学校の生徒のバレエダンサーの少女の物語。
立場や考え方の差で好き合ってるのになかなかうまく行かないロミオとジュリエット風の恋愛物語かと想像してたら、そういう要素はそこまで強く無かったです。
あくまでメインはダンス。

ダンスや音楽で人生がどう開けるのか?とか。
不遇をかこう少年のサクセス・ストーリーとも取れるし。
ま、青春物である事に間違いはありません。

最後まで普通に退屈せずに見る事はできました。
でも、大筋は良くあるタイプなのでこのテの作品を散々観てる人には少々物足りないかもしれませんねー。
あとキャラの掘り下げも浅めでした。
あんまり深刻なところもないです。
そこをあっさりテイストで観賞しやすいと取るか、軽めで内容が薄いと取るか。
観る人の好みで分かれるところでしょうね。

何より監督が一番見せたかったのはダンスだと思います。
そこはキッチリしてるんで、とりあえずダンス好きは必見です。


個人的には倖田來未さんの曲はいらなかったかなぁ。
エイベックスの配給で商売が見え見えでちょっと引いてしまった(^_^;)
いや。倖田さんファンの人はいいんでしょうけど、あんまし興味の無い人にはそーなのよ。
こーゆータイアップって諸刃の剣だよなぁ。


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サントラです。ヒップホップ、ダンスミュージック好きにはたまらない曲が目白押しです。
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日本盤のサントラです。上記アルバムにボーナス・トラックが2曲追加されています。
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■映画「ステップ・アップ」公式サイト→http://www.stepup-movie.com/index.html

投稿者: hassei 日時: 23:55 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「SMILE 人が人を愛する旅」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

(07年4月鑑賞)ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
「最高にカッコイイ大人たちがそこにいる。スカパラファン必見!。音楽ファンも見とけ!。でも、そのどっちでも無い人には正直キツイかもッ!(爆)。・・・出来れば観て欲しいけどね〜。」監督:牧野耕一。出演:谷中敦 、NARGO 、北原雅彦 、GAMO 、沖祐市 、川上つよし、冷牟田竜之、大森はじめ、加藤隆志、茂木欣一、ほか。

チラシ

わしが最初にスカパラのライブに行ったのはASA-CHANGはもちろん、ギムラさんも青木さんもいた頃です。ファーストアルバムに載ってる最初期メンバーがフルでのライブ。そりゃあもう痺れた痺れた。痺れっ放し。その後、ASA-CHANGが脱退した頃から少し熱が収まって、それでも付かず離れずで聴いてきたワケだけど・・・。
今回の作品を鑑賞してスカパラ熱が再燃しそうな勢いです。

作品は東京スカパラダイスオーケストラ(Tokyo Ska Paradise Orchestra)の2006年のツアーを中心に撮影されたドキュメンタリー映画。正直、ドキュメンタリーとしてもライブビデオとしてもちょっと中途半端な感じは否めません。でもファンが観るとね、もうたまらんワケですよ。「キャー、谷中さんー!」「キャー、沖さんもー!」「GAMOさん、シブイーーーっ!」「ひっ、冷牟田さん・・・(感涙)」てな感じで。メンバーが大スクリーンに登場するだけでもうメロメロ。
カッコイイ。いや、むしろカッコよ過ぎる!(笑)。全然知らない人にもそのカッコ良さは伝わると思います。
ただ・・・。スカパラの下地とか歴史とかを知らないで観ると「ふーん。カッコイイね。だから?」で終っちゃう可能性も多分にあるのではなかろうか?と危惧します。
そのくらい詳しい事は省かれていました。

だから、一般方向けにはもっとビデオクリップ寄りにするか、がっつりスカパラやツアーの内情を綴ったドキュメンタリーにするか、どっちかにしたほうが親切だった気がします。

個人的にはこれはこれでアリと思います。
充分楽しめました。

それにしても、やっぱり一番ハマてった頃の「MONSTER ROCK」あたりが演奏されるときますね。
もう「ウキョーーーーッ」って感じ(笑)。
実はたまたま観賞した回が客がわし一人だけだったんです(T▽T)
でもお蔭で誰の気がねもなく体動かしまくりの飛び跳ねまくりで観賞出来ました。
(個人的には)ラッキー。


あと、注文を付けるなら言葉が聞き取りにくいところがあったから全編字幕があっても良かったかな。
特に聞き取りにくいところには字幕付いてたけど。


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スカパラのメジャーデビューアルバム。最高です。
スカパラ登場スカパラ登場
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スカパラも参加してるBo Gumbosのトリビュートアルバム。どんとさんファンとしては一応紹介しておかなくては(笑)。
Colla Bo Gumbos Vol.1Colla Bo Gumbos Vol.1
オムニバス Leyona&東京スカパラダイスオーケストラ 渡辺美里&東京60WATTS

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現時点での最新アルバム。
BEST OF TOKYO SKA 1998-2007 (初回限定盤)(DVD付)BEST OF TOKYO SKA 1998-2007 (初回限定盤)(DVD付)
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Epic時代のベスト盤です。入門編には最適かも〜。ただ、これ聴くと全部のアルバム買いたくなると思うから、結局は損かも(笑)。ってワケでベストはスルーして最初から通常アルバムを一枚づつ揃えて行ったほうが近道の可能性アリ!
ベスト(1989~1997)ベスト(1989~1997)
東京スカパラダイスオーケストラ

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■映画「SMILE 人が人を愛する旅」公式サイト→http://www.skapara-movie.com/index.html

投稿者: hassei 日時: 23:50 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「シャーロキアンの端くれとしては」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

びみょーな話題だなぁ!

コミックのホームズをワーナーが映画化
http://www.eiga.com/buzz/070320/12.shtml

ホームズ候補にラッセル・クロウの名前
http://www.eiga.com/buzz/070403/04.shtml


ぇぇえええ!?

ラッセル・クロウぉ!?。

映画好きとしちゃ作品が面白くなりゃどんな内容でもいいんです。
でも、シャーロキアンの端くれとしてはさすがにラッセル・クロウは「ううううむ」だ。
いや。嫌いな役者さんじゃないんですけどね。
あまりにイメージが・・・(^_^;)
良い作品であって欲しいと思いつつ、もし大人気を博してラッセル版ホームズがホームズのスタンダートになってしまったら!?と想像すると!
まぁ、それは杞憂か。

「ディセント」の監督って言うのも何だかなぁ。
ホラー系の人じゃん。
うーーん。

個人的には、原作に忠実で当時の風俗もリアルに表現してた正統派グラナダTV版ホームズが一番好きです。NHKでやってた「シャーロック・ホームズの冒険」ですね。ジェレミー・ブレット(吹替:露口茂)のやつ。

シャーロック・ホームズの冒険 完全版 DVD-BOXシャーロック・ホームズの冒険 完全版 DVD-BOX
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NHKの放送をVHSに録画したのがあるけどコレいつか欲しい。
ってか標準録画してるからかなり場所取ってるんですよ。
コイツがあったらスッキリするのになぁ。

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投稿者: hassei 日時: 07:53 | | コメント (4) | トラックバック (0)

「今宵、フィッツジェラルド劇場で」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

(07年3月鑑賞)KBCシネマ
「巨匠ロバート・アルトマンの遺作です。そう思って観るととても感慨深いものがあります。終焉は何にでも訪れます。監督は自分の死期を悟っていたのかしら。」監督:ロバート・アルトマン。出演:ウディ・ハレルソン 、トミー・リー・ジョーンズ 、ギャリソン・キーラー 、ケヴィン・クライン 、リンジー・ローハン 、ヴァージニア・マドセン 、ジョン・C・ライリー 、マーヤ・ルドルフ 、メリル・ストリープ 、リリー・トムリン 、メアリールイーズ・バーク 、L・Q・ジョーンズ 、ロビン・ウィリアムズ、ほか。

チラシ

フィッツジェラルド劇場で30年続いたラジオの公開生放送番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の最後の一夜を綴った作品。このラジオ番組は実在の番組だそうで、実際のメイン出演者のギャリソン・キーラーさんが起用されています。
アルトマンお得意の群像劇。
最終回の舞台裏で様々な人々が様々なドラマを展開させます。
こう言うの作らせると、アルトマンはやっぱりウマイや。

沢山登場する個性豊かな人物たちがどれも大変魅力的です。
30年も続いた番組だから色んな人が色んな気持ちを抱いている。
彼らに過去どんなドラマがあったのかしら?と想像するだけでも楽しいです。
そーいえば、最近観た、同じく群像劇スタイルの「ボビー」にもリンジー・ローハンが出てたな。
彼女はメインでバーンってのよりこう言うほうが向いてるかも(笑)。

ちょっとしたファンタジーの要素もイイ感じでした。

何にでも終りはあるし、楽しい時間は永遠には続かない。
でも全体を包むのは寂寥感や淋しさばかりじゃないんです。
なんだかとっても暖か。
そして皮肉とジョークとエスプリに溢れてる。

好きな作品でした。


ラジオ番組の最終回の物語は、そのまんまアルトマン監督の最終作となってしまったワケだけど・・・。
偶然かしら?
それとも、これが最後の作品になる事を悟っていたのかしら。

なにはともあれ、今まで本当にありがとう。アルトマン!
寂しくてたまらないけど、今はただただ感謝の言葉だけです。


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■映画「今宵、フィッツジェラルド劇場で」公式サイト→http://www.koyoi-movie.com/

投稿者: hassei 日時: 22:33 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■07年04月の映画マラソン

 [ ■映画2007年 ]   

月に一度の心の栄養補給。
毎月1日の映画サービスデーの映画マラソン。
今月も決行です。

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投稿者: hassei 日時: 23:59 | | コメント (2) | トラックバック (0)

荻上監督「めがね」公式サイトオープン

 [ ■映画2007年 ]   

めがねサイト

昨年わしがメロメロにやられてしまった映画が「かもめ食堂」です。
結局、映画館に6回も観に行って、あまつさえDVDまで買ってしまったのでした。
そしてそのDVDには荻上直子監督・小林聡美さん出演の次回作『めがね』の特別予告編が付いていました。
とぼけた風味が絶品の予告編でした。
期待も膨らもうと言うものです。
(ちなみに特別予告編出演の釣り人役はかもめ食堂の味のあるイラストを描いた牧野伊三夫さん!)


で、この度その「めがね」の公式サイトがオープンしました!

映画「めがね」公式サイト
http://www.megane-movie.com/


この秋の公開に向けてこれからボツボツ情報がアップされていくと思います。
要チェックだ!!

あ〜。
公開が待ち切れない〜〜。



かもめ食堂かもめ食堂
小林聡美 群ようこ 荻上直子

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投稿者: hassei 日時: 22:49 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「ルワンダの涙」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

(07年3月鑑賞)KBCシネマ
「なんか題名にルワンダと付くとかなり印象の強かった名作「ホテル・ルワンダ」を思い出しちゃいます。そこを狙ったのしら?。変な固定観念を持っちゃうから原題の『Shooting Dogs』のほうが良かったんじゃないかなぁ。」監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ。出演:ジョン・ハート 、ヒュー・ダンシー 、クレア=ホープ・アシティ 、ドミニク・ホルヴィッツ 、ニコラ・ウォーカー 、ルイス・マホニー、ほか。

チラシ

日本人って・・・いや、わしって、アフリカの近・現代史を全然知らないよね、とつくづく思いました。ルワンダで何が起きたのか?。知らない人は映画を観て衝撃を受けて欲しいです。ナチが行ったユダヤ人の大量虐殺みたいな事がココ最近でも起っていたんです。
主人公の若い白人教師の世間知らずっぷりはウガンダのアミン独裁を描いた「ラストキング・オブ・スコットランド」の若いスコットランド人医師を彷彿とさせるものでした。物語の図式はかの作品とかなり近い作りな気がします。
両作品とも、あんまり現実を把握してない主人公の様子にイライラとさせられるのですが、それは実は観賞している自分自身の姿でもあると気付かされます。
わしって実は何にも知らなかったんだ、と愕然としました。

英国カトリック教会のクリストファー神父(ジョン・ハート)、青年協力隊の英語教師ジョー・コナー(ヒュー・ダンシー)、ツチ族の生徒マリー(クレア=ホープ・アシティ)、などの視点がメインのため、歴史の事実だけを描いた物語と言うには若干バランスを欠いています。そのあたりは注意は必要かもしれません。もうちょっとフラットな視点だったら、って気もしますが、そうすると映画としては作りにくいですもんね。これはこれでアリかな。

一般常識としての知識はありましたが、いざ生々しい映像で見せられるとやっぱり違います。
一本の映画作品としてもちゃんとまとまっているので、ストレスなく観れたし。
まずまずの作品だったと思います。


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ルワンダの涙ルワンダの涙


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投稿者: hassei 日時: 06:52 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「フリージア」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

(07年3月鑑賞)シネテリエ天神
「監督の前作『青春☆金属バット』が好きな人はまずまずイケると思います。暴動を横目で淡々とスパゲティを食べる主人公が良かったです。」監督:熊切和嘉。出演:玉山鉄二 、西島秀俊 、つぐみ 、三浦誠己 、柄本佑 、竹原ピストル 、鴻上尚史 、嶋田久作 、坂井真紀 、大口広司 、すまけい、ほか。

チラシ

最初「敵討ち法」「ガンアクション」って単語で何となく頭に浮かんだのがザブングルだったりしました。ザブングルはロボットアニメなのに西部劇調で「あらゆる犯罪は3日逃げ切れば全て免罪」と言う掟を破ってカタキを追い続けるジロンと言う少年が主人公だったのです。何となく連想したのも分かるでしょ?(笑)。富野作品では珍しく人が死なない(!)し、コメディ調の作品でわしは結構好きでした。

実際フリージアを観賞したらそんな連想とは真逆と言って良いような作品でした。人死ぬし、終始シリアスな展開。むしろ法制化された「敵討ち」ってところは、戦争をお役所仕事的に表現して風刺した「となり町戦争」に近い印象でした。

でも、敵討ちを法制化した面白さと言うよりは、主人公とヒロインが理不尽な理由によって奪われた人間性を取り戻そうと足掻く物語、ってところのほうが全面に出ていたと思います。ちょっと変わった青春物と言えない事もない感じ?。見る人によってはそこが辛気臭くて、ガンアクションの爽快さを阻害してるだけのように感じる可能性はあります。
個人的には「フェンリル」云々よりも「敵討ち法」だけにしぼってそこで人間ドラマを展開させて欲しかったかな。ふたつ入れちゃった事で焦点がちょっとぼやけちゃった。確かに主人公は乾いた描写をされてるんですけど、その設定の導入のせいで逆にウェットに見えちゃって。兵器の後遺症なんて設定を用いなくても、「敵討ち法」だけで深い人間ドラマは築けたはずなんだけどなぁ。その点はちょっと惜しい。
現実には法制化された殺人「死刑」ってものが存在しますが、果たして被害者の心はそれで癒されるのか?。同じ人間の悲しみや憎しみをフューチャーするなら、そこで表現してくれたほうが好みでした。
ちなみにわしは藤子・F・不二雄先生の短編「気楽に殺ろうよ」が大好きです。

ところで観賞後にネットを徘徊しててガンアクションが売りの一つの映画だったと初めて知ったのですが・・・。ガンアクション自体はまぁこんなもんかなぁ(^_^;)。何ヶ所か「トイガンそのまんまじゃん!」って場面もあったし。ま、マルイのエアガンって結構デキがいいから気にはならなかったけど。

あと、柄本佑さんや竹原ピストルさんといった、わしのお気に入りの人たちが脇を固めていたのが嬉しかったです。竹原さんっていい声してるよなぁ。
玉山さんも無表情な主人公を頑張って演じていらっしゃいました。

それと、エンドロールで流れた曲がCharaさんでした。やっぱりイイ!。ファンなので嬉しかったです♪


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フリージア 8 (8)フリージア 8 (8)
松本 次郎

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エンディングテーマ「虹をわたる平和がきた」を収録のチャラさんのアルバム
UNION(初回限定盤)(DVD付)
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投稿者: hassei 日時: 23:32 | | コメント (0) | トラックバック (1)

「善き人のためのソナタ」の感想

 [ ■映画2007年 ]   

(07年3月鑑賞)シネ・リーブル博多駅
「人間クサイ登場人物が良いです。人間を描き切り、尚且つそれを見事なエンタテインメントに仕上げてる。おまけに忘れ去ってはいけない歴史の裏側も垣間みせてくれる。いやはや。良い作品です。」監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。出演:ウルリッヒ・ミューエ 、マルティナ・ゲデック 、セバスチャン・コッホ 、ウルリッヒ・トゥクール 、トマス・ティーマ 、ハンス=ウーヴェ・バウアー 、フォルカー・クライネル 、マティアス・ブレンナー、ほか。

チラシ

かなり好きです。この作品。

ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツの実態はかくも恐ろしい物だったのか!と驚くと同時に自らの無知っぷりにがく然としました。わしが日本で安穏と暮らしていた頃、世界の裏側ではこんな出来事が起っていたんです。そりゃ、幼いながらもベルリンの壁崩壊の大ニュースはよく覚えてるし、学校でいくらか歴史の勉強をして大雑把な概要は知っています。でも正直実感なんてありません。どこか遠い国の、ウソだか本当だかよく分からない現実味のない不思議なお話し、って感じがせいぜいです。
それをこんなにリアルに見せられると正直けっこう衝撃です。
権力が物を言い、盗聴がはびこり、発言の自由もない、恐ろしい恐ろしい監視社会。そんな事詳しく教えてくれる教科書なんてありませんもんね。それを教えてもらえただけでもこの作品に感謝したいです。
・・・もしかして現在の例のあの国もこんな感じなのかもしれない、と想像しちゃいました。

そして、そのような厳しい状態の中で苦悩しのたうち回りながらも活動を続ける芸術家たちの姿!。やはり一番シンパシーを感じたのは今の自分の立場に近い彼らでした。
しかし、それだけではありません。
活動家、国、政治的権力者、そして一人のシュタージ(国家保安省)の男。それら全部が渾然となり見事なドラマが展開されていきます。良いところも悪いところも、様々な面を合わせ持つ人間ってものをちゃんと描ききってる。
文句ナシに面白い!。

それにしてもシュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー役のウルリッヒ・ミューエのウマイ事。ヴィースラーは最初誰の目にも職務に忠実な冷たく恐ろしい男に映ると思います。それがある男の盗聴任務に関わり、少しづつ変わっていく。その過程が実に自然に描かれてる。それを観るだけでも映画館に行く価値はあります。

で、最終的に彼の選んだ道とは・・・。

ラストもかなーり好きです。

人は何を信じ、何のために生きるのか?
そして自由とは?。愛とは・・・?。

色々考えさせる作品ですが、単純にハラハラドキドキのサスペンスとしても観れるし、あんまり堅苦しくないのが良いです。
138分と長尺ですが途中退屈する事はまずないと思いますよ。


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レーニンはベートーベンのピアノソナタ「熱情」を本気で聴くものは気持ちが優しくなり冷徹になれないとし、革命の妨げになると説きました。そして熱情を聴く事を禁止したのです。劇中でも効果的に使われる熱情ソナタですが映画のサントラは見つかりませんでした。だからわしがお気に入りのこのCDを紹介します。ケンプもバックハウスも捨て難いけど、このリヒテルも良いですよ〜。ロシアが主な活躍の場だったけどドイツ系だし、西側デビューまで時間がかかった人だし。

さあ、あなたは本気で熱情を聴ける人ですか?

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」&第12番「葬送」 [xrcd]ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」&第12番「葬送」 [xrcd]
リヒテル(ピアノ) ベートーヴェン

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投稿者: hassei 日時: 07:19 | | コメント (2) | トラックバック (0)
 
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