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「善き人のためのソナタ」の感想
(07年3月鑑賞)シネ・リーブル博多駅
「人間クサイ登場人物が良いです。人間を描き切り、尚且つそれを見事なエンタテインメントに仕上げてる。おまけに忘れ去ってはいけない歴史の裏側も垣間みせてくれる。いやはや。良い作品です。」監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。出演:ウルリッヒ・ミューエ 、マルティナ・ゲデック 、セバスチャン・コッホ 、ウルリッヒ・トゥクール 、トマス・ティーマ 、ハンス=ウーヴェ・バウアー 、フォルカー・クライネル 、マティアス・ブレンナー、ほか。
かなり好きです。この作品。
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツの実態はかくも恐ろしい物だったのか!と驚くと同時に自らの無知っぷりにがく然としました。わしが日本で安穏と暮らしていた頃、世界の裏側ではこんな出来事が起っていたんです。そりゃ、幼いながらもベルリンの壁崩壊の大ニュースはよく覚えてるし、学校でいくらか歴史の勉強をして大雑把な概要は知っています。でも正直実感なんてありません。どこか遠い国の、ウソだか本当だかよく分からない現実味のない不思議なお話し、って感じがせいぜいです。
それをこんなにリアルに見せられると正直けっこう衝撃です。
権力が物を言い、盗聴がはびこり、発言の自由もない、恐ろしい恐ろしい監視社会。そんな事詳しく教えてくれる教科書なんてありませんもんね。それを教えてもらえただけでもこの作品に感謝したいです。
・・・もしかして現在の例のあの国もこんな感じなのかもしれない、と想像しちゃいました。
そして、そのような厳しい状態の中で苦悩しのたうち回りながらも活動を続ける芸術家たちの姿!。やはり一番シンパシーを感じたのは今の自分の立場に近い彼らでした。
しかし、それだけではありません。
活動家、国、政治的権力者、そして一人のシュタージ(国家保安省)の男。それら全部が渾然となり見事なドラマが展開されていきます。良いところも悪いところも、様々な面を合わせ持つ人間ってものをちゃんと描ききってる。
文句ナシに面白い!。
それにしてもシュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー役のウルリッヒ・ミューエのウマイ事。ヴィースラーは最初誰の目にも職務に忠実な冷たく恐ろしい男に映ると思います。それがある男の盗聴任務に関わり、少しづつ変わっていく。その過程が実に自然に描かれてる。それを観るだけでも映画館に行く価値はあります。
で、最終的に彼の選んだ道とは・・・。
ラストもかなーり好きです。
人は何を信じ、何のために生きるのか?
そして自由とは?。愛とは・・・?。
色々考えさせる作品ですが、単純にハラハラドキドキのサスペンスとしても観れるし、あんまり堅苦しくないのが良いです。
138分と長尺ですが途中退屈する事はまずないと思いますよ。
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連日お邪魔しております。
GWも終盤ですがいかがお過ごしでしょうか?
バベルもスパイディもまだ観にいけてない中、
ずっと楽しみにしていたこちらの作品ようやく観てきました!
私もこれ、かなーり好き。素晴らしかったです。
公式サイトに行ってみたら思いがけず流れてきたあのソナタに
つい涙してしまいました・・・
ところでものすごーく突然ですが、カープってデイゲームだとやたらと調子いいですよねぇ。
そんなに野球好きでもないけれど、カープもサンフレも勝ってくれたらやっぱり嬉しいです。
応援に行かなきゃ!
投稿者 kenko | 2007年05月05日(土) 20:11
バベルもスパイディもスゴイ人でした。
さすが封切られたばかりの話題作です。
普段からガラガラの映画館にばかり慣れてるから正直疲れました(汗)
GW中は「善き人〜」あたりを観るのがベストですよ。
kenkoさん大正解(笑)。
それにしても面白かったですよね〜。
娯楽大作や商業映画ではないけれど、きっちりエンタテイメントしてて尚且つ地に足が着いてる。
こーゆー作品こそ大入満員になって欲しいんですけどねー。
カープは開幕から勝てそうな試合を落としまくりでした。その鬱憤をはらすようなここ一週間ですよね。市民球場も沢山お客さんが集まってて嬉しかったです。kenkoさんも是非応援に行って下さい。外野席で大声を上げて応援するとカラオケを絶唱した時のよーな効能が得られます(笑)。
わしはたまーに大声を上げたくなった時に球場に行きます。って、利用方法間違ってますね(^_^;)。
投稿者 発生 | 2007年05月06日(日) 10:28