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今日は映画の日♪
毎月一日は映画ファン感謝デー。
お安く映画が観れる日です。
そう、映画マラソン決行の日。
しかし残念な事に今回は朝から晩まで劇場に篭って全部で6〜7本観るってのはスケジュール的に無理そう。
え?
「スケジュール的にではなく体力的に無理の間違いでは?」ですって?
いえ。
体力的には全然問題はありません。
長年のマラソンで培われた映画鑑賞体力は生半可な代物ではありません。
今やそのくらいは全く平気な体質になっておりますm(__)m
ただ、選んだ作品のラインナップによっては体力的ではなく精神的にしんどくなる事は時々あります。
しかし最近はチョイスもうまくなってきてほとんどそーゆー事もなくなりました。
ちょっとづつN師の域に近づいてきたのでしょうか(笑)。
※N師・・・
わしが映画の師匠と崇める人物。
大学時代の親友でHNは「ビビビのねずみ男」など。
年間300回劇場に足を運んだ事のある強者です。
彼の影響で月3〜4本だった観賞数が一気に二倍近くに増えました。
計画ねりねり
今月は何作品観に行ったのかなー、と数えてみたら34作品でした。
一時は39本の月間記録を塗り替える勢いだったんだけど途中からかなりセーブしたけんね。
ま、こんなもんか(笑)。
さて、明日の映画の日は何を観よう。
観たいのは沢山あるんだけど時間がないから3本くらいになるかなぁ。
映画の日に3本くらいじゃ物足りないよぅ。
これじゃ映画マラソンじゃなくて映画ハーフマラソンだぁ。
・・・あれ?
ついこないだシネサロンパヴェリアでやってた「エルミタージュ幻想」はもう終っちゃったの?
残念!
あ。「ジャンプ!ボーイズ」が明後日までか。
台湾のドキュメンタリー映画なんて観た事ないからちょっと興味あったんだよねー。
観たいな。
明日観に行かないともう観れないな。
よし。第一候補。
魚喃キリコのストロベリーショートケイクスは・・・。
ふむ。
3日からか。
サンキュー・スモーキング が4日から。
観たいけど明日にはまだ始まってないって作品が結構あるな(^_^;)
観に行く当日もワクワクするけど、こうやって予定を立ててる時ってのも楽しいもんですね(笑)。
(06年10月鑑賞)
「体が自然と動きます。音楽好き必見。特にキューバ音楽好きは是が非でも観ないとイカンでしょう。そして音楽に興味がない人にも観て欲しい。楽しくって、最後には色んな物が心に残ります。」制作総指揮:ヴィム・ヴェンダース。監督:ヘルマン・クラル。出演:ピオ・レイバ、ほか。
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』で一躍脚光を浴びたキューバ音楽界の重鎮ピオ・レイバが若いミュージシャンと新しいバンドを組んでツアーに出るまでをストーリー仕立てにした半ドキュメンタリー作品です。
キューバの音楽は嫌いじゃないのですがあまり馴染がないし普段からそんなに頻繁に聴いてる種類の音楽ではありません。しかし極上の音楽ってのはジャンルを問わず心を震わせる物です。この作品も観てる間ずっと体が動いて仕方が無かった!。その音楽を聴いてるだけでも楽しいの!。
なにより84才のピオ・レイバの生き生きとした姿が素晴らしかった!
そしてお話しもいいんだな。
ピオ・レイバがひょんな事から新たなバンドを作る事になります。で、有望な若いミュージシャンを発掘して集めてバンドにしていくワケです。それがなんかスゴクいいんですよねえ。ロード・オブ・ザ・リングにしたって八犬伝にしたって三国志にしたって、あるいは多くのRPGにしたって、猛者が集まり仲間になっていく過程が何より楽しいところじゃありませんか?。まさにそれと同じ感覚。グラマラスな歌姫、渋いトランペット奏者、イカしたラッパー・・・色んなミュージシャンをどんどん仲間にしていく過程が本当に面白い。一見バラバラに見えるミュージシャンたちがどんな音楽を作っていくのだろう?とワクワクしっぱなしですよ。そして、ちゃんとまとまるの〜?と、ハラハラドキドキ!
トラディショナルと最新の音楽の融合、と言っちゃえば簡単なんですが、そんな浅いもんじゃないんだな。そこがさらにいいんです。
ドキュメンタリー作品らしくミュージシャンそれぞれのバックボーンとか心情もちゃんとインタビューや取材で明らかにしています。誰もがルーツを大切にしてキューバを心から愛してるんです。キューバに住む人々はムラート(スペイン系白人と黒人の混血)51%、欧州系白人37%(主にスペイン系)、黒人11%、中国系1%であると言われています。奴隷としてアフリカから連れてこられた人たち、白人に蹂躙された過去を持つ先住民の血を引く者、決して愉快な過去ばかりではありません。しかし、だれひとり否定的に捉えていないんです。貧しい地区出身のミュージシャンさえ生まれ育ったその地区が大好きで今でもたまに帰るといいます。自分の根っこはココにあると言い切るのです。どのミュージシャンも常に自国へのリスペクトを忘れず、誇りを持って音楽をしている。そしてスクリーンに映し出される全ての人が皆、明るく楽しく心豊かに生活している。決して経済的に豊かなわけではありません。ツライ事も多いはずです。でも本当にうらやましいくらい豊かに暮らしているんです。その様子を見ると本当に感動します。
かりそめの豊かさに胡座をかき、自国の文化をないがしろにし、貴重な人材を海外に流出ばっかりさせてる某国。その国の政府と国民全員にこの映画を見せてやりたい。そんな気持ちに強く駆られました。
それにしても!
音楽のいかに素晴らしかった事か。
最後のライブシーンなんて立ち上がって一緒に踊りたかったです。
最後の最後にはスタンディングオーベーションまでしたい気持ちになりました。
音楽を通じて国や人間や文化を見事に描いた傑作です。
とても良い作品でした。
ちなみに、非常に残念な事にマエストロ・ピオ・レイバは2006年3月23日に88才でこの世を去りました。
しかし、彼の魂は若いミュージシャンたちに引き継がれ永遠に輝き続ける事でしょう。
そして、この作品を観る事によって我々はいつでも彼に会えるのです。
嬉しい事ではありませんか!
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松子のDVD
来月半ばに「嫌われ松子の一生」のDVDが出ます。
今年に入り映画館で「かもめ食堂」の6回に次ぐ5回も観賞した今年お気に入り映画のナンバー2です。
かなり欲しいです。
ただ、家庭のテレビ画面で観てどこまで面白いか分からん、って不安感があります。
まぁ、実は「かもめ食堂」も買うまでは同じ心配してたんですけどね。
劇場で見倒してるから家で見たらがっかりするんじゃなかろうか?って。
でも、いざ家で観たら家で観たで劇場とはまた違った感じで楽しめて購入は大正解でした。
映画に全神経をしぼって集中して観るも良し、BGVのように気楽に流して観るも良し。
かもめはあんまり波乱万丈じゃない分スルメやコンブのように時間をかけてじっくりと、何度も何度も楽しめるんです。
しかし松子の場合はどうなのだろうか?と。
むっちゃ波乱万丈じゃないですか?。テンション高いし。
たまに思い立っていきなり観たくなるのは想像付くんです。
でも一度みたらしばらくはお腹いっぱいで次にみるまで時間を置きたい感じになるんじゃなかろーか?と。
かもめの場合は最近毎日のように流してるからDVDを買って大正解だったわけですけど、松子がそんな状態になるとは考えにくい。
かもめみたいにヘビロテしないんなら無理にDVDを買わなくてもレンタルで充分か?と。
でも、大好きなんですよ。
気が向いた時に、たとえば深夜なんかにひとりで、集中してガーッと観て人目を憚らず号泣したい、とか。
手元に置いておきたい作品であることは間違いないんです。
うーん。悩むなぁ。
お金に余裕がないからなぁ。
ってか、かもめが今年最後のゼイタクのつもりで買ったDVDだしなぁ。
松子・・・。
まつこぉぉぉぉーーーっ!
さて、どうしよう。
ただ、これだけは言えます。
余裕がある人、買える人、そーゆー方は悩まず買うべし!
買って損はなし!
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パプリカ前売り買っちゃった
ああ、思わず買っちゃったよ。
パプリカの前売り!
まだ正式な公開日も決まってないのに(福岡での)。
出来れば平沢師匠&今監督好きの女の子を誘いたいものじゃが・・・。
近場にそんな希有な人材はおりませんm(__)m
いつものごとく山羽さんあたりを誘って行く事になるんじゃろうなぁ。
いや、でも分からんぞ。
福岡での公開は恐らく12月だしな(映画館で聞いたらそう言ってた)。
それまでに有望な人材見つかるかも。
・・・・・無理か?(^_^;)
「パプリカ」公式サイト
↓
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/index.html
うひょーーー。
まるっきり白虎野なBGMが鳴ってる〜〜。
サントラ欲しいぃぃぃぃぃっっっっ!!
レンタルビデオ店開店バトン
たましょくさんちで発見して面白そうだったのでわしもチャレンジ!
http://blog.drecom.jp/tamasyoku-beya/archive/1145
あなたは明日、いきなりレンタルビデオ店をオープンしなければならなくなった。と、とにかく今すぐタイトルを揃えなきゃ!せめて50音順につき1本ずつは揃えなきゃ、カッコがつかん!でも、どうせなら自分の好きな映画を揃えたい。そこは、譲れないところ。リストは手元にないけど、とにかく発注先へ電話して・・・。さて、電話口であなたは何を注文する?
☆ルール☆
・自分の好きな映画から選ぶ
・1監督につき、1作品とする
・自力で思い出す
・外国映画・日本映画は問わず
よっしゃあ、この勝負受けて立つぞっ。
わしが注文するのは次のラインナップじゃあっ!
・・・って全部埋まるかな?(^_^;)
頑張って思い出すんだ。
我が忘れっぽい脳みそよ。
『あ』:アマデウス
『い』:イエロー・サブマリン 犬の生活 インデペンデンス・デイ
『う』:運命じゃない人
『え』:駅馬車
『お』:OK牧場の決斗 おもひでぽろぽろ
『か』:かもめ食堂 カサンドラクロス 眼下の敵 風と共に去りぬ
『き』:キル・ビル 機動警察パトレイバー the Movie 嫌われ松子の一生
『く』:クレしん 嵐を呼ぶモーレツ大人帝国の逆襲
『け』:激突!
『こ』:ゴーストバスターズ ゴジラ
『さ』:秋刀魚の味 サウンド・オブ・ミュージック
『し』:死霊のはらわた 七人の侍 ジョーズ シェーン 白雪姫 下妻物語
『す』:スペース・バンパイア スターウォーズ スタートレック
『せ』:戦争と平和
『そ』:ソウル・オブ・マン
『た』:旅するジーンズと16歳の夏 タカダワタル的 タッチ・ザ・サウンド
『ち』:地球防衛軍 忠臣蔵
『つ』:追憶
『て』:テルミン 電車男 ティファニーで朝食を
『と』:となりのトトロ 東京物語 ドランクモンキー酔拳
『な』:茄子アンダルシアの夏 眺めのいい部屋
『に』:担え銃 ニュー・シネマ・パラダイス
『ぬ』:抜き射ち二挺拳銃
『ね』:ネメシス S.T.X
『の』:のび太の恐竜 野ゆき山ゆき海べゆき
『は』:裸の銃を持つ男 バック・トゥ・ザ・フューチャー
『ひ』:ヒドゥン ピーターパン HERO英雄
『ふ』:不滅の恋 フィールド・オブ・ドリームス ブルース・ブラザーズ
『へ』:ベン・ハー
『ほ』:ポセイドンアドベンチャー 火垂の墓 北北西に進路を取れ
『ま』:マラソン 間宮兄弟 マルサの女 真昼の決闘 マトリックス
『み』:ミクロの決死圏 未来世紀ブラジル
『む』:ムトゥ踊るマハラジャ 無能の人
『め』:メトロポリス メジャーリーグ めまい
『も』:モスラ モダン・タイムス
『や』:屋根の上のバイオリン弾き
『ゆ』:Uボート
『よ』:喜びも悲しみも幾歳月
『ら』:ラストタンゴ・イン・パリ ライムライト
『り』:理由なき反抗 リンダリンダリンダ
『る』:ルディ
『れ』:レオン RENT レイダース レベッカ
『ろ』:ロッキー・ホラー・ショー ロッキー ロッタちゃん
『わ』:悪い奴ほどよく眠る 我が心のボルチモア
・・・結構スラスラ出てきました。
普段から節操無く何でも観るのはこういう時に強い(笑)。
が!
監督を整合させるのが難しかった〜。
まるでパズルでもやってるようでした。
あっちをひっこめたらこっちがダブる・・・みたいな。
ってか好きな監督の作品はやっぱり頭にパッと先に浮かぶんですよ。
だからダブるダブる(^_^;)
でもとっても楽しかったです。
ちなみに2つ目、3つ目に書いてあるタイトルは次点と言うか、監督と作品の整合性を調節するために使ったメモです。
消すのが勿体なくなったのでそのまんま表記しときます(笑)。
あ、正直に告白しときます。
一ヶ所だけ検索して調べました。
不滅の恋の監督がどーしても思い出せなくて、他とかぶってないか調べるのにそこだけグーグル使いました。
結局バーナード・ローズで他とはかぶっていませんでした。
もしかしてまだかぶってるのあるかな?
大丈夫なようにしてみたつもりなんだけど。
あと、なかなか思い浮かばなくてそこまで「大好き」って作品じゃないのを無理矢理選んだのも1つ2つあります。
でもそれ以外は全部大大大好きな作品です。
もちろんその1つ2つも好きな作品には違いありません。
さあて、こんなになった自慢の店内。
オールジャンル揃えられるように苦心したし、どれも自信を持ってオススメできる作品ばかりです。
沢山レンタルしに来てくれると嬉しいな〜♪(笑)。
どんなもんでしょう。
このラインナップ?(笑)。
レイヤーケーキはまだかいな
公開を楽しみにしている作品のひとつに「レイヤーケーキ」があります。
東京では7月に既に公開しているのにココ福岡にはいくら待っても来やしない!
で、公式サイトの上映館を調べたら福岡ではシネテリエ天神で10月になっていました。
http://www.sonypictures.jp/movies/layercake/site/theater.html
しかし、いくらシネテリエ天神の上映予定表を調べてもどっこにも書いてない!
10月もそろそろ終っちゃうよ?
仕方ないから劇場の人に直接尋ねたんです。
そしたら確かに上映は予定してるけどまだ詳しいスケジュールは未定で
とりあえず来年の上映になる
ことは確実なんですって。
・・・ら、来年っすかorz
公式サイトの嘘つき!(T▽T)
ここまで気を持たせて駄作だったらワシは泣くよ。
地方の時差ってほんとうーーっにイヤね。
「マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝」の感想
(06年10月鑑賞)
「千葉真一VS倉田保昭が見たいがためだけに映画館に行ったのですが意外と(と言っては失礼だけど)観れました。B級らしいB級だな、と思いました。←褒め言葉です(笑)。」監督:谷垣健治。出演:木下あゆ美、倉田保昭、千葉真一、ほか。
はっきり言って目当ては千葉さんと倉田さんだけでした。最初から「二人の対決が見れるならそれだけでいいや」「仮に他の要素が全てグダグダでも許すよ」と言う姿勢。どうせB級のキワモノには違いないんだろうから、と。ところがこれが意外と観れました。
と、いいますのも偶然この作品を観た同日に「マックス!!!鳥人死闘篇」と言う極めてダメダメ作品を観たのです。ストーリーがあまりにワケが分からなくてせっかくのアクションも共倒れしている作品でした。その直後だったので「"マックス!!!"みたいに映画全体で千葉&倉田を潰してるような作品じゃなけりゃいいけど・・・・」とドキドキしながら観始めたのです。すると"マックス!!!"なんかとは比べ物にならないくらい(突拍子はないけど)まともなストーリーがあってまず一安心。そして期待にそぐわぬバカっぷり!。主役の女の子たちもまずまずかわいくていいじゃない(笑)。アクションや特殊効果自体はそこまでじゃないんだけど「作り手がこのテの作品が好きなんだろうなあ」と言う愛みたいな物がヒシヒシ伝わって来てとても好感が持てました。
何よりヘタに真面目ぶって作ってないところが良いやな。
あんまり"マックス!!!"の悪口ばっかり言うのもナンだけど、"マックス!!!"は真面目に素で作っていてあの有り様なのが救いようがないんだよな。
ちなみにマスター・オブ・サンダーの特技監督は小田一生氏でした。彼は先日公開された「笑う大天使(主演:上野樹里)」で監督・脚本をしていますが、こちらはB級にするつもりは無いのに図らずもB級になっちゃった残念作。
しかしこの「マスター・オブ・サンダー」は始めからそこを狙っててその王道を堂々と行ききった作品。
その差は大きいです。
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「マックス!!!鳥人死闘篇」の感想
(06年10月鑑賞)
「な、なんじゃこりゃ。このストーリー。いや。ストーリーを気にする作品じゃないのは分かってるんだけど・・・。それにしても程があるよ〜〜(-_-メ)」監督:ジュリアン・セリ。出演:YAMAKASI、ほか。
そりゃあまあ、あのYAMAKASIですから。CGも何も使わない肉体勝負の驚異のアクションはスゴイわけですよ。しかし、後がそりゃあもうダメダメ。アクションシーンだけをつなげてミュージック・ビデオ・クリップみたいな作品にしてもらったほうがまだ退屈せずに見れたと思います。不可解極まりないストーリーが付いてるせいで何が何やらさっぱり分からないものに仕上がっているんです。
色んな場面で確かにカッコ良く戦ってるんだけど、何で戦ってるのかさっぱり分からない。むしろほとんどストーリーと無関係のボール遊びのシーンのほうが素直にドキドキワクワクと楽しめました。どうやら色んな陣営や個人が色んな思惑を持って動いているようなのですがこれ以上ないくらいヘタなシナリオのせいで中身が無い上に難解という最悪のパターンに陥っています。あの寺や祖父って何?。ムエタイの練習って結局役か立ったの?。ワケの分からないロマンスも無理矢理すぎだし。とにかく本筋以外の不必要な要素がゴチャゴチャ入りすぎなんです。それとタイが舞台でフランス語と中国語と日本語が飛び交うのはまあ許すとして、あのへんちくりんな日本語だけはどーにかなりませんか?。大体ジャパニーズヤクザと中国マフィアの争いもワケわからん事になっとるし。
色々やりたいんだろうな、詰め込みたかったんだろうな、と言うのは良く分かるのですがすべて消化不良。いや、消化不良と言う言葉では生ぬるい、なんとも言い難いダメダメっぷりに。
わしが観に行った日もそれなりにお客さんがいました。多分観客は超人的なYAMAKASIたちのアクションを見てスカッとしたいと思って劇場に足を運んでいたはずです。でもスカッとどころか終って「え〜?」「ワケわからん」「はあぁ(タメイキ)」と言う声ばかり充満しておりました。あんなガッカリ雰囲気の劇場も久々に体験しました。うーん。今年ワースト映画の最有力候補だな。
ちなみに肝心のアクションシーンでありますが、YAMAKASI自体のアクションは悪くないのにへたっくそな編集のせいでそれも存分に楽しめません。シーンのつながりが悪いんだ、これが!。カメラワークもイマイチだし。アクション好きな人によってはそれだけでイライラして見るのに耐えられないのではないでしょうか。つまりシナリオが悪いだけではないのです。
アクションが切れていてそれなりに面白かった先々月観賞した同じフランスのアクション映画「アルティメット BANLIEUE13」の爪の垢でも煎じて飲ませたいです。
素材は活かしましょう。ヘタな調理は素材を殺し、作品そのものを殺します。
合掌。
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「そうかもしれない」の感想
(06年10月鑑賞)
「正直、主演二人の演技は前評判ほどでは無いと思った。でも不覚にも泣いてしまった。良い作品です。」監督:保坂延彦。出演:雪村いづみ、桂春團治(三代目)、ほか。
まず最初にお断りしておきます。昨日の涙そうそうの感想(※)にも書いた通りわしは老人の出てくる映画には弱いんです。だからもしかしたらこの「そうかもしれない」も甘口かもしれません。悪しからず。
50年寄り添った老小説家とその妻が主人公です。淡々とした日常が妻のアルツハイマーの発症によって少しづつ変わっていきます。その過程を丁寧に描いているところにとても好感が持てました。この夫婦には子供がいません。だから介護をするのもされるのも互い同士しかいないのです。今まさに社会問題となっている老老介護がこの作品のテーマのひとつと言って良いでしょう。お互いに深く愛し合い「かくも長き新婚生活」と評されている二人。恐らく健康でさえあれば何の問題もなく幸せな終末を迎えた事と思います。しかしどちらかが要介護となると介護する方される方、共にあっと言う間に疲弊していくのです。その描写がとてもリアルに描かれていました。多くの人が「何故二人だけで頑張ろうとするのか?」「なぜ他人を頼ろうとしないのか?」と映画を観ながらやきもきすると思います。でも同時に他人に迷惑をかけたくない昔かたぎの考え方と、二人だけの長い生活の歴史がそうさせている、と言うのも理解できるはずです。そう思わせるあたりがとても上手く作ってあると思いました。
惜しむらくは、わしが観賞前に主演二人の演技を絶賛している情報に触れてしまった事です。そのため必要以上に高い期待を抱いて観賞する事に。そのせいで「正直そこまで言うほどの演技か?」と思ってしまいました。やはり過度な期待ってのはイカンですね。確かに良い演技だったのですが事前情報の「鬼気迫る」までの域に達するほどではなかった気がしたのです。
でもちょっと逆説的に言うとそれはそれで良かったと思うんです。と言いますのも、もしそこまでの演技をされてたら多分わしはとても辛くて観ていられなかったと思うから。ついつい自分の祖父母の事を思い出して重ね合わせちゃうんです。頭はしっかりしているけど体が不調になっていく夫と認知症が段々進んで行く妻。我が祖父母と大変似たシチュエーションなのです。結末もそっくり。ってワケで、あんまりリアル過ぎたら最後まで観賞しきれなかったと思うのです。
しかし客観的に見て認知症により段々表情の失われていくヨシ子を演じる雪村さんはかなり見事でした。それだけに、ネタバレ「ラストでヨシ子が庭の約束の植え込みを見て何かを思い出しように表情を戻しすシーンで「そんな奇跡ないよーーー。この病気は本当に本当に何にも無くなってっちゃうんだ。嘘っぱちだ!。結局ファンタジーか。実際はもっと厳しいんだよーーっ!」と思っちゃったワケです。どうせやるならそこも無表情だろ、と。でも、もし本当にこんな奇跡が起ったら・・・。」なんて思ったらまたまた涙がだああっと・・・。映画だからね。これでもいいんです。いや、これだからいいんです。美しい物語にしすぎた感がありますが、いいじゃないですか。
そして、わしも阿藤快さん演じる武同様に「あのふたりがうらやましい」と思いました。
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