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「マーダーボール」の感想
(06年11月鑑賞)
「因縁が実にドラマティック。迫力の試合シーンにも大興奮。何より選手達がカッコイイ!。ヘタなフィクションよりよっぽど面白い。」監督:ヘンリー=アレックス・ルビン、ダナ・アダム・シャピーロ。出演:マーク・ズパン、ジョー・ソアーズ、キース・キャヴィル、アンディ・コーン、スコット・ホグセット、ボブ・ルハノ、ほか。
ってかデキ過ぎでしょ?ってくらいのストーリー展開なんですけど(^_^;)。
ドキュメンタリー作品はちょっと・・・って言う人にほど観て欲しいなぁ。
マーダー(殺人)ボールと言うのはパラリンピックなどでお馴染の「車椅子ラグビー」の事です。選手はみんな車椅子で生活をしている人達です。事故に遭って手足を失った人。病気によって体の自由を奪われた人。様々です。障害者とか健常者ってイヤな言葉ですが敢えて使います。彼らは障害者です。健常者では想像も出来ないような障害やハンディを背負って生きています。しかし彼らの競技中の姿はそんな事を微塵も感じさせません。
目も眩むスピード、ぶつかるパワーとパワー、戦術、テクニック、そしてスリリングな試合展開!・・・どれをとっても一級品のスポーツです。そんな車椅子ラグビーの世界でトップをひた走って来たのがアメリカのナショナルチームです。そしてその座を奪おうと着実に力を付けて来ているのがお隣のカナダです。
そのアメリカとカナダの勝負の行方がどうなるか?と言うのが物語の軸となり映画は展開して行きます。そして平行して語られる個性豊かな選手たちの物語がこれまた面白い。どうして障害を得たのか、なぜマーダーボールにのめり込むのか、選手それぞれにそれぞれのドラマや理由があります。
もちろんドキュメンタリー作品だから基本は色んな人の証言やインタビューです。でも絶妙な編集によって全くかったるくないんです。ほんとドラマティック。
アメリカにはかつてスター選手だったジョーがいました。本人はまだやれると思っていたのに年齢と力の衰えを理由にチームを解雇されます。彼は失意の中からある選択をします。それはカナダチームの監督としての現場復帰。アメリカの戦術とプレーを熟知した彼が今度は敵となってアメリカの前に立ちふさがるのです!
あー、まるで作ったような展開だ(笑)。
同情?・・・コレ観てそんな言葉が出るやつはアホだよ。
カッコイイ登場人物たちを観てたら、むしろちっちゃな事で悩んでる自分が哀れになってくると思うよ。
さあ、みんな!彼らに負けずに我々も熱く熱く生きて行こうじゃないか!
もちろん扱ってるモチーフがモチーフだけに色々考えさせられる所もあります。
しかし、それより何より、映画として、エンタテインメント作品として、ただ単純に面白い。
やっぱり映画は面白くなくちゃね!
ってなワケで、わしはこの作品かなり好みでした。
全国では10/7から公開してたみたいだけどココ福岡では11月も終盤になってやっと公開です。
今更オススメしても遅いところも多いかもしれませんが、もしお近くでまだ間に合うって方は是非ご覧下さい。
きっと元気になれますよ!
追記:
公式サイトによると
京都が12/16、沖縄が来年1/27、愛媛が来年2/10、からやるそうです。
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