宇多田ヒカル『UTADA UNITED 2006』福岡2日目(7/16・日曜日

 [ 03音楽 ]

お友達に誘われて宇多田ヒカルさんのライブ「UTADA UNITED 2006」に行ってきました!
この前「このよーなこと」を書いた理由が実はコレでした。



てなワケで、わしは彼女の音楽をまともに聴いた事がありませんでした。もちろんセンセーショナルなソロデビューと空前の大ヒットを知らないわけではありません。しかし当時あんまりピンと来なくてそれっきり手をださなかったのです。正直な印象を申しますと「なんだか既存の洋楽の出がらしみたいでつまらない音楽だなー」でした。加えて大ヒットのせいで聴きたくなくても耳に飛び込んでくる状況に辟易したのです。この前のJames Bluntの"You're Beautiful"の件とちょっと似てるかな。そんな気持ちだったのです。

さらに「どこがR&Bじゃー」って言う反感もありました。当時はR&Bブームなどと言って全然R&Bじゃない音楽がR&Bと呼ばれ横行していたのです。ほら、やはりR&Bと言ったらアメリカンアフリカンのルーツミュージックだったわけだし個人的にはやはりレイ・チャールズなわけですよ。それが90年代のブラコンを経てポップ・ミュージックとなんら変わらなくなっている。腹立たしい状況なわけです。それが今度は日本でもMISIAさんだとか宇多田さんだとかR&Bと似ても似つかない(と個人的に思っている)音楽がR&Bともてはやされて・・・。ぶっちゃけ癪だったのです。そして勝手にその先鋒が宇多田さんのような印象を持っていたという・・・。それは別に周りがそう言ってるだけで本人が「R&Bの女王よー」と言ってるワケでもなんでもないのは分かっていたんですけどね。そんな事で反感を覚え青スジを立ててたわしも若かったと言うところでしょうか(^_^;)。

と、こんなふうに否定的な事を書くと誘われても何だかライブに行きそうにない雰囲気でしょ?(笑)。でもわしはライブ大好き人間なのです。そしてこんな機会でもないとなかなか自分から宇多田さんのライブに行こうとする事はないだろう、と判断しました。つまり誘われたのは千載一遇の大チャンス!と考えたのです。何と言ってもものすごく人気があって現在売れまくってる若い人のライブに興味津々で・・・。

今まで色んな人の色んなライブを体験してきましたが宇多田さんのようなヒットチャート常連の方の大規模なライブはまだ体験したことが無かったのです。一番最近に行ったライブは「細野晴臣&東京シャイネス」なので物凄くメジャーと言えばメジャーなんですけどね。宇多田さんとはまた違った種類のメジャーですから(笑)。一応今まで体験した大物の大規模なライブとしては東京ドームのU2やポール・マッカートニー、福岡ドームのマイケル・ジャクソンなんかがあります。日本人アーティストだと・・・。そうだなあ。西武球場の渡辺美里さんくらいかな。そういう大きいライブに行くというのは大体稀なんです。普段は100人位がキャパのライブハウスとか小さな箱のライブに行く事が多いんで。例えば印象的なので言えば豊田勇造さんのお寺の本堂でのライブとか沖縄居酒屋でのコトホギのライブとか高田渡さんの温泉旅館ライブとか・・・(笑)。

そんなワケで未体験のライブが観れる!しかも「宇多田ヒカル!」「大きい会場!!」「2daysの二日目!!!」ですからね。そりゃあ「行かねば!」「聴かねば!!」「体験しとかねば!!!」なワケですよ。お誘いを受けたとき二つ返事でOKしたのは当然と言うものです。



さて、そのお誘いを受けたのがライブ一週間前の事でした。けっこう急(笑)。ライブまでに少しは音源を聴いておくべきだろうな、と思って最新アルバム「ULTRA BLUE」をお借りして聴きました。はっきり言ってまともに宇多田さんの音楽を聴いたのはこれが初めてです。白状すると聴き始めるまではちょっと不安だったのです。大嫌いな音楽だったらどうしよう?とか、その時はライブを断わっちゃいけないかな?とか・・・。

しかし。

これが意外と聴けたと言うか、デビューの時に抱いていたあまり良くない印象とはまるで違ったんですわ。わしは聴きやすくてキレイなだけの音楽は苦手です。むしろ特徴があり過ぎて聴きにくい音楽のほうがひっかかりが沢山あって面白く感じます。かつて宇多田さんに抱いていた印象はまさに前者。彼女の曲は聴きやすいだけのお手軽ポップチューンにしか聴こえなかったのです。でも、今回この新しいアルバムを聴いてみるとちょっと違うなー、と。確かに聴きやすいポップスではあるんですが・・・。歌詞が面白いしなんか妙な感じがあちこちに残るんです。へええ。彼女ってこんなに妙だったんだ、と感心した次第です。この場合の「妙」はわし的にはかなりレベルの高い賛辞です。誤解なきよう(笑)。




そんなこんなでわしはほんの数日最新アルバムを聴いただけと言うとっても失礼な状態でライブに向かう事になりました。参加したくてもチケットが手に入らなかった人や、どうしても都合が悪かった筋金入りのファンの人には本当に申し訳ない限りです。でもそう言う人たちのためにも思いっきりライブを楽しむぞ!と、心に誓って会場に向かったのでした。

会場に着いたらまずその人の多さにびっくりしました。そして客層の広さにまたびっくり。小さな子は明らかに小学生です。それで納得。今回のライブは16時開場、17時開演と言う普通のライブに比べてかなり早い時間帯に行われたのです。小学生をはじめ中高生なんて、あんまり遅い時間のライブには参加できませんもんね。

会場は福岡でも最大級のイベントスペース「マリンメッセ福岡」。ステージの組み方なんかによりますが最大で約15000人くらい収容できる箱です。ごった返すロビーに入ると会場へと続く扉からスモークが流れてきていました。今回はわしを入れて4人の友達で来てたのですが一旦分かれてそれぞれ手洗いだとかもろもろ済ませて席のほうで再度落ち合うことに。ものすごくごった返していたわりにはちゃんと流れができていて比較的移動はしやすかったです。もちろんごった返していた割に、ですが(^_^;)。誘導がうまいのか?宇多田さんのファン層がそういう人達なのか?はたまた福岡人の気質か?そのあたりは分かりませんが好感が持てました。
真昼の明かりの溢れたロビーと違い、照明が落とされた会場に一歩足を踏み入れると一瞬真っ暗で何も見えませんでした。広いし暗いしで最近視力のガタ落ちの自分には座席を探すのも難儀そうだったので早々に係の方に案内を頼みました。スムーズに誘導して頂き助かりました。友達たちは先に席に着いていたのでわしが通路側の中心に近い一番良いところに着席することになってしまいました。申し訳なかったです。もちろんわし以外の3人の友達は皆さん熱烈な宇多田ヒカルさんファンでいらっしゃいます。

ちなみにここは水泳大会が開催される事もある会場です。ステージを前にフラットなアリーナ席が広がりその周りに段状の観客席がぐるりと囲むような感じ。ステージはそこまで高くありませんでした。意外と低くいその舞台はアーティストがより近くに感じるだろうな、と思いました。そのステージは左右にかなり広く楽器などのセッティングの後ろに巨大な壁のような電光式のスクリーンがそびえ立っています。席はアリーナの真ん中ちょっと右寄りだったのですがぐるっと見回すと壮観でした。すり鉢状の印象は全くありません。奥の方のほうまでずーっとなだらかに座席が続いていて広々とした印象。良い会場ですね。



17時の開演も間近せまってくると広い会場はほぼ埋まっていました。いよいよライブの開始です。いきなり会場の照明がすっかり落ちて真っ暗に。「おおー」と言うどよめきが起きた次の瞬間、静かなイントロが徐々に会場を満たしていきました。

ああ。

始まりの瞬間。ライブはこの瞬間が良いんですよ!。
その静かめのイントロに腹の底に響くようなベース音がからんでいきます。そして一瞬音が途切れたかと思うと中央にスポットライトが集まり、そこに浮かび上がるひとつの人影。そうです。宇多田さんです。オペラグラスを持ってきてなくてステージの細かい動きはよく分からなかったのですがどうやら中央のせり上がりみたいなところから登場してきた様子。悲鳴ともどよめきともつかない大歓声が会場中に渦巻きます。そしてその歓声をかき消すように演奏の音がさらに大きくなります。ズシンズシンと響く心地よいサウンド。その轟音をバックに彼女の歌が始まります。ホント遠目で詳しく説明出来ないのが申し訳ないのですが結構大盛り(?)な衣装で、その中の彼女が一層小さく見えました。しかしそこから届いてきた歌声はそのイメージとは逆に大変パワーのあるものでした。むむ。やるな!

あ、ココから下はセットリストこそありませんが沢山ネタばれを含みます。お気をつけ下さい。

で、一曲目は知ってる曲でした。えーと。最新アルバム以外聴いていないのでそのあたりはスミマセン。全然詳しくないのでまともなレポは出来んのです。しかし間違いなく一曲目はそのアルバムの一番最後に入ってる曲でした。「へええ。アルバム最終曲を冒頭にもってくるのか。面白いな。」と思っているうちに曲は終わり大拍手と大歓声。一瞬の間を置いて次の曲が始まります。さらに盛り上がる場内。「おや、このイントロは・・・」そうなんです。今度はそのアルバムの一曲目だったのです。「ほおお。そうくるか!」と。アルバムの最後と最初を続けてやる冒頭に輪廻などと言う言葉もふと頭をよぎります。
曲調はアップテンポなのでもう最初からもうノリノリです。廊下側の席で良かったです。そして曲はメドレー風につながったまま次の曲に移った模様。多分(^_^;)。いや、知らない旋律が混ざってきたので多分そうです。MCもないままに怒濤の畳み掛けで曲は続きます。

わしは音楽が聴こえちゃうと体が動くタイプです。だからしょっぱなから半分踊ってるよーな状態でした。でも周りのオーディエンスはまだ直立不動でしたね。ステージ上の巨大スクリーンに次々と映し出されるイメージとかキレイな照明に圧倒されてる感じ。いや、むしろ大ファンの皆さんにしてみたら大好きな宇多田さんが目の前に登場しただけで胸が一杯で感極まってるってところだったのかもしれません。
そして息もつかせず続いた演奏も終わり場内の歓声も落ち着くと多分宇多田さん本人の呼吸の音をサンプリングしたものと思われる音だけが流れてきました。「ハァ、ハァ、ハァ・・・」って感じで。そこに楽器の演奏もなく宇多田さんの歌声が響き渡ります。「恋をして〜」って歌詞で始まる曲でした。ワンフレーズ歌うと楽器の演奏がからんできました。演奏は静かになりまた大きくなりを繰り返すミディアムテンポの曲。

曲調のメリハリはあるものの冒頭からずーっと連続で曲が続きます。続いてはキーボードメインのシンプルなバックが印象的なスロウなナンバー。もしかしてMCもなくこのまま曲曲曲の展開で終るライブなの?ってくらいの印象。それもなかなか心地良しです。あ、もちろんこれも知らない曲でした。でもどの曲もなんとなく聴いた事があるんですよ。ライブ終了後の友達の話しでは今回演奏されたタイトルはほとんどがシングルカットされてる物ばかりでベスト的な選曲だったとか。なるほど。だからわしでも聴いたことあるのか。

そのスロウなナンバーは静かに終わりを告げました。そして「こんばんはー!」と、ここでやっとMC開始です。「初めて来た人、初めまして!」「前にライブに来てくれたとか本屋さんで見かけたとかいう人は久しぶりっ。」と言う挨拶。まさに手を「よっ!」って挙げるような感じの口調でした。気さくな感じで良いですね。そして正直に「最近グダグダなMCしか出来ないと自覚しました。でも歌は一所懸命やるんで、宜しくお願いします!」と言ってペコリとお辞儀を。かわいい子だねー。うん。すれてないし。さっぱりしてていい子だ(笑)。
「次思い出深い懐かしい曲をやるからしっかりきいてくれっ」と次の曲へ。

イントロが始まると「おおーーっ!」と開場中から歓声が上がりました。出だしは分かりませんでしたがサビが始まるとやはり聴いた事のある曲でした。タイトルは知らないけど。「最後のキスは〜」で始まる曲でした。会場中聴き惚れてるって感じです。きっと思い入れのある人が多い曲なんでしょうね。

そしてゆったりとその曲が終ると舞台は暗転。宇多田さんは一旦退場しスクリーンに様々な映像が。雨粒の音と共に水面に波紋の広がる様とか色んな自然現象の映像が続きました。そして地の底を這うような静かなBGMは段々と音量を上げていき宇多田さんが再登場。遠くでよく分からなかったけど衣装が変わっていたようです。大盛りから中盛りになってた印象。つまりよりシンプルに。
彼女の歌声と共に演奏もアップテンポなリズムを刻み始めます。知らない曲だったので最新アルバム以外からの曲です。その頃になると会場もかなりヒートアップ。周りもノリノリで手拍子をしたり頭でリズムをとったりしています。一瞬の間があり曲は次へと進みます。冒頭はミディアムテンポだったかな。途中から徐々に速度は上がっていったよーな印象も。もしかしたら速度は変わらず段々リズムが強くなっていっただけかも。ちなみにこれも知らない曲。

パフォーマンスとしてはあまたのライブ巧者のライブを体験しているわしからするとちょっと地味なんですけど一曲一曲丁寧に一生懸命歌ってる感じが好印象です。

そしてその曲の途中では見事なギターソロも。やはりライブはこういうのが無くちゃ!。余談ですが時々スクリーンに大映しになるギターの人の風貌が知ってるよーな知らないよーな顔で・・・。後のメンバー紹介の時に「ギター・コンさん」と言われて「え!?」と。コン?KON?近?・・・ってかコンで知ってるギタリストって言えば「今」さんですよ!。知ってる人でした(笑)。今剛さんです。すっかり忘れていましたがそう言えば最近は宇多田さんのライブに参加しているとか確かに聞いた事があるよーなないよーな。その存在はPANTA&HALの時から存じておりました。頭脳警察はそれなりに聴いておりPANTAさんは好きなんです。そのからみで今さんも知っていたのです。今さんはいませんでしたがPANTAさんのソロライブになら行った事があります。いやー、でも全然知らないところで馴染(?)の人に出会うのも嬉しいものです♪。ついでに言うと彼はわしの大好きな映画監督「今敏」さんのお兄さんとしても有名です。

と、そうこうしている間に曲は終り、しばしの静寂。会場に「ヒッキー!」の声援がこだまします。そしてスポットライトがスッと差すと舞台にはチェロと彼女の姿が。静かな歌声とチェロの音が響き渡ります。知ってる曲でした。しかも映画好きのわしがアルバムの中でも一番良く知ってる曲でした。ビー・マイ・ラストと言う「春の雪」って映画で流れてたやつです。伴奏は最初から最後までチェロだけのシンプルさで浪々と続きます。そして時には絞り出すように、時には伸びやかに。彼女の歌声が響きます。
そして流れるように次の曲へ。こちらもキーボードとチェロのシンプルなバックで歌われるスロウな曲。わしの記憶が確かならアルバム6曲目の「誰かの願いが叶うころ」って曲です。いいですね。こういう控えめなアレンジ。

続いて同じようなシンプルな演奏で「COLORS」へ。えーと。「COLORS」だったと思います。最新アルバムで聴いたよりさらにスロウなアレンジです。わしはこのライブアレンジのほうが好きかも。
そして盛大な拍手とともに曲は終わり宇多田さんはこの3曲を演奏したチェリストの紹介をされました。どういうお名前の方だったかすっかり失念してしまいましたが素敵なプレイヤーでした。そしてMCへ。

全然気付かなかったのですが彼女はパフォーマンス中にステージ上で衣装にひっかかって滑ったみたいなんです。彼女は「イヤな予感してたんだよなー」と言いつつ元気に「初滑りをみんなに捧げるぜーっ。イェーイ!」と言っていました。会場も笑いと共に「イェーイ」と返します。こう言うMCで一体感が出来てくるんでしょうね。ドリンクを口に含みMCは続きます。そして次のライブまで8日間オフである事を告げ「今日は明日を気にせずぶっ倒れるまで全力でやる!」と宣言。会場は益々盛り上がります。そして「近づきたいよ〜」って歌詞で始まるわしの知らない曲へ。会場はものすごい盛り上がりです。きっと代表曲なんでしょうね。
そのホットな状態のまま連続でわしの知らない次の曲へ。恐らく新しいアルバムには入ってなかった曲だと思います。いや正直このあたりは結構踊りまくってたのでよく覚えてなくて(^_^;)。で、続けてまた知らない曲へ。引き続きリズムの効いたアッパーなナンバーでノリノリです。

その曲も終わり再度MCへ。宇多田さんはなんだかこの会場がお好きなようです。「昨日はうまく説明できなかったんだけど・・・」と言ってマリンメッセの独特な客席の印象を説明されました。あと、どの席でもベストの音響が得られるようにスタッフが苦心している話しなども。そして「そろそろラストが近づいてきたけどラストスパートいこうぜっ」と次の曲へ。
あー、もうそんなに時間が経っていたとは!。ライブって時間が経つのが早いです。1曲目は知らない曲でしたがその次の曲はよく知っていました。アルバムの2曲目「Keep Tryin'」です。アルバムの中でも特にいいな、と思ってた曲のひとつです。いよいよこのライブも山場的展開って感じでしょうか。時々スクリーンに映し出される会場の様子も良い感じでした。

そして「ありがとうっ!」の声と共に曲は終了。舞台は暗転し、宇多田さんとメンバーはステージから姿を消します。会場に鳴り響く拍手。宇多田さんをステージに呼び戻そうとするアンコールの拍手です。
スクリーンには会場の様子が次々と映し出されます。手を振る人、飛び跳ねる人・・・。

しばらくするとステージ上に動きが。宇多田さん達の再登場です。一層強く鳴り響く拍手。そしておもむろに曲が始まりました。多分デビュー曲です。会場も大盛り上がりです。

曲も終わり「サンキュー」「ほんとに最高ーっ」という言葉に続いて「では最高のバンドメンバーを紹介っ」とメンバー紹介がはじまりました。メンバーを一通り紹介し終ったあとでステージ上にいないスタッフたちをねぎらう言葉と観客に対する感謝の言葉が続きます。いよいよライブも最後って雰囲気です。で、ここで宇多田さんからスペシャルが!
なんと「博多祝い目出度」の披露するというのです。
「昨日はうまく歌えなかったけど、今日こそリベンジ!」と。

祝い目出度の若松様よ 若松様よ   
枝も栄ゆりゃ 葉も繁る
エーイショーエイ エーイショーエ
ショーエ ショーエ ションガネー
アレワイサソ エサソエー
ションガネー

何度も何度も聴いて夢に出るほど練習したそうです。歌自体はちょっと微妙ではありましたがその気持ちが何より嬉しいではありませんか。そして自分の母も民謡を歌えるし祖父母が民謡歌手だった事にも触れ、家系とかルーツの話しもされました。もっと色々教えてもらっておけばよかったー、とも。歌い出す前に「頭の中で復習するからちょっと待って」と言って1分くらい会場が彼女を見守る場面がありましたが会場全体が暖かい雰囲気に包まれ大変よいかんじでした。「披露の機会が今日しか無いのがくやしいっ」「シングルのカップリングにしようか」ともおっしゃっていました(笑)。

祝い目出度も終ると「最後出し切るぞ!」といよいよ本当の本当に最後の曲へ。これも知らない曲でした。
そして会場の良い雰囲気もそのままについに終了。

大歓声の中、ステージ上で手をつなぎ一列になるメンバー。
そして最後の挨拶。
ステージを去るメンバーたち。
宇多田さんも名残惜しそうでした。

これでライブ終了です。
会場を後にする人々の顔も満足感に満たされていました。

うん。
面白かった。
わしも充分楽しみました。
やはりライブはいいですな。
素敵な歌声を聴かせてくれた宇多田ヒカルさんと楽しいライブに誘ってくれた友人に感謝です。



さて、会場を出ると19時を過ぎた頃でした。西の空にはまだ若干の明るさが残り、心地よい海風が吹き抜けていきます。ライブで汗ばんだ体にはとても気持ちの良い風でした。

全体としてはバランスの良い真面目なコンサートって感じだったかな。別に曲を知らなくても楽しめるし。老若男女だれでもいけるし。演奏も手だれがそろってるから安心感があるし。たまにはこういうライブもアリだと思いました。
いつも濃いーい、ディープなライブばっかりじゃ胃もたれしちゃいますもんね(笑)。

さて、次はどんなライブに行けるかな♪


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コメント



はじめまして。トラックバックありがとうです。

初トラバでうれしくて、コメントします。

私も西南であった細野晴臣&東京シャイネス行きたかったんですが、細野さんだけ好きな私には、このライブに行っても無駄だと言われ泣く泣くやめました。

私は最近では坂本龍一のライブに行きましたが、hasseiさんがおっしゃられるように「違った種類のメジャー」で宇多田はまだその意気まで達していませんねw

このライブ、宇多田の集大成みたいなものでしたが、最近のアルバム曲はすごく暗い。このままだと、第二の渡辺美里になるか、ビョークみたいなシンガーになるのか分かんないねーと感想をもらしながらマリンメッセをあとにしたものでした。

「博多祝い目出度」、二日目はきちんと歌われたんですね!

Posted by: わんわん at 2006年07月19日 21:33



ライブ楽しかったですね。

誘ったくせに、一応ファンのくせに、

まともなレポなんて書いてない私です(笑)

発生さんの詳細なレポのおかげで、ふたたび記憶が鮮やかに蘇ってきました。
ノリノリで踊ってる発生さんの姿もね!(笑)

機会があれば、ぜひまた行きましょう。

Posted by: サク at 2006年07月20日 00:45



●わんわんさん

こちらこそコメントありがとうございます!

宇多田さんのライブで検索してお伺いした時にブログにS.F.Xのジャケ画像もあって「お!」と(笑)。

ハリーや教授のファンというのもうれしくて思わずTBさせて頂きました。

方向性が全然違うので一概に比べる事はできませんが何にせよひとかどのものというのはやはり見るべきものあります。

大変面白かったです。

祝い目出度は気持ちがばっちりでした。「昨日はうまく歌えなくてヘラヘラ笑ってしまって・・・。今日こそはリベンジ!」と。

●サクさん
いえいえ。サクさんのレポ拝見しましたが大変興味深い考察でしたよ。ってか中身の無いわしのレポとは全然違います。深い!
さっき自分のレポを読み直してみたらヒドイ文章で参りました。
中身はあの程度だとしてももうちょっと日本語を直さないといけんなー、と思い中です。
それでも記憶が蘇ってきたとおっしゃって頂けるとは存外の喜びです♪

またの機会、楽しみにしています!

Posted by: 発生 at 2006年07月20日 08:46
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丼〜DON〜 発生どっとねっと
投稿者: 日時: 2006年07月18日(火) 23:59

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