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「ブレイブ ストーリー」の感想
(06年7月鑑賞)
「演技も演出も映像も音楽もそれなりに頑張っていた。でも惜しむらくは尺と物語が合ってなかった。」監督:千明孝一。出演:松たか子、大泉洋、常盤貴子、ウエンツ瑛士、今井美樹、ほか。
久々に試写会が当たったので行って来ました〜。と、言っても公開たった二日前。お得感少なっ(笑)。
ちなみにGONZOの劇場長編アニメの第二弾になるわけですが昨年観賞した第一弾「銀色の髪のアギト」ははっきり言ってダメダメでした。ちっとも面白いところがない駄作中の駄作。昨年観た映画の中でもかなり最低に近い作品でした。だから今回も期待半分不安半分でいざ会場へ・・・。さてその結果やいかに?。
結論から言いますと「アギトよりかはだいぶマシ」でした。
ただ、もろ手をあげて「面白かった!」とも言いきれないのがツライところ(^_^;)。正直言いますと、宮部みゆきさんの原作小説が単行本で上中下巻にもなる大作だ、と知った時からイヤな予感はしていたのです。上映時間は約2時間。長大な原作をそのまま全部再現するにはあまりに尺が足りないのは明白です。案の定、誰が見てもダイジェスト感満載の作品になってしまっていました。見終わった後の率直な感想は「なんだか2時間の長〜い予告編を延々と見せられた感じだなあ」でした。説明不足とか以前の問題なんですよ。頑張ってまとめようとはしているし、映像も力が入ってる。でも最初からムリな挑戦だったと言うか。もしこれを尺に合った物語にまとめようと思ったら原作とはかけはなれた物になってしまうだろうし。かと言ってアギトよりよっぽどストーリーがちゃんとしてるところをみるとこの原作があったからこそって気もするし。難しいところです。どっちにしろGONZO、まだまだですな。映画ってもんを理解してない。もっともっと勉強しておくれ。映画はゲームとも小説とも違うって事をしっかりと肝に銘じて脚本力に磨きをかけていってこそ吉です。期待してるんですよ。
物語はよくあるRPGみたいな内容でした。平凡だった少年が家庭不和をきっかけに異界に迷いこみ冒険をはじめます。五つの宝玉を集めて女神に頼むとなんでも願いがひとつ叶うんですと。果たしてその少年は宝玉を手にする事はできるのか?そして彼が望む願いとは?・・・って感じ。この手のゲームが好きな人なら良いと思います。年を食ってるわしにはちょっと臭めののセリフや展開がこっ恥ずかしくてムズムズしちゃったかなあ。かと言って小さ過ぎるお子様には難しい内容も含んでるし。一体ターゲットはどのあたりなんだろう?(^_^;)。その辺は少し中途半端なんですよね。ヘタにメッセージ性を持たせようとせずに単なる冒険活劇にするとか、もっと深刻な内容の観念的なアニメにするとか。そんな風にしたほうが素直に楽しめたんだけど。うん。でもその辺は好みの問題ですね。
ちなみにわしの好きなアニメ映画は「こんなかんじ」です。
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トラックバック時刻: 2006年12月17日(日) 11:24