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2006年07月のアーカイブ
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やっとこ梅雨明け
九州と四国地方にやっと梅雨明け宣言が出ました。
九州北部地方は平年より8日遅れだそうです。
ついに本格的に夏ですね。
さっきバケツをひっくり返したような激しい通り雨がありました。
今はカラッと上がって蝉が盛んに鳴いています。
雨で涼しくなるどころか!
もぉぅわぁぁああっ・・・っとした空気がたまらんです。
あー。
夏かあ。
クロコダイルばあちゃん
↓強盗を映画のセリフと共に撃退したと言うニュース。
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200607250090.html
大変ウケました。
しかし何より80歳のばあちゃんがクロコダイル・ダンディーを知ってる事に感動!
元気なお年寄りっていいねえ〜(笑)。
マコ・イワマツさん逝く
俳優のマコ・イワマツさんが亡くなったそうです。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_07/g2006072402.html
名前だけでは誰?と思う方も多いかもしれません。
しかし映画好きの方なら顔を見れば一発で分かります。
ロバート・ワイズの「砲艦サンパブロ」でスティーブ・マックイーンと共演しアカデミー賞助演男優賞にノミネートもされた事で有名です。
あー、良い役者さんだったんだけどなあ・・・。
享年72歳。
食道癌でした。
惜しい人材を亡くしました。
心よりご冥福をお祈りします。
宇多田ヒカル『UTADA UNITED 2006』福岡2日目(7/16・日曜日
お友達に誘われて宇多田ヒカルさんのライブ「UTADA UNITED 2006」に行ってきました!
この前「このよーなこと」を書いた理由が実はコレでした。
であーと
愛知県で音楽活動を展開中の妹「うた」が面白い企画をやって楽しかったと申しておりました。
↓
http://www.bunka.nagakute.aichi.jp/report/de_art/de_art.html
中学校を駆けずり回ってライブをしたそうです。
良い事です。
・・・ちなみにビオラを弾いておるのが愚妹ですな。
それにしても「であーと」、「出会い」+「アート」かあ。
素晴らしいですな。
どこかわしにも絵のほうでパフォーマンスさせてくれるところないじゃろか?(笑)。
「猫目小僧」の感想
(06年7月鑑賞)
「チープなB級ホラーのつもりでまったく期待せずに観たら意外と観れた。」監督:井口昇。出演:石田未来、竹中直人、田口浩正、載寧龍二、くまきりあさ美、つぶやきシロー、ほか。
大人計画の井口昇監督と原作者の楳図かずお先生の登場する舞台挨拶付きの上映に行きました。どうせ観に行くつもりだったのでせっかくなら監督と先生にお会いしたいしたいじゃないですか?(笑)。
しかしまあ先生若いわ・・・。とても漫画家デビューして50年以上経ってる70歳の人には見えません。そして笑けるほどテレビなんかで見るまんまの人でした!。舞台に飛び込んでくるような勢いで登場した時は会場中が「おおっ(まんまだっ)」と(笑)。手にはハンドメイドグワシハンド。もちろん会場中でグワシやりましたよ。当然です。ウシャシャシャシャ!
![]()
↑とりあえずはあまり性能のよくない携帯カメラで写した画像です。解像度は低いしブレています。しかし遠目でもいつものスタイルの先生は一目瞭然です。まともに写ってる(であろう)写真は現像したらまたそのうちアップしますね。
さてさて作品のほうですが実は予告編を観ていかにもチープな作りに全然期待していなかったんです。恐怖漫画が原作なんだから戦慄のホラーにして欲しいのにこれじゃC級ギャグ映画なんじゃないの〜?って感じで(^_^;)。確かに怖さはさほど感じはしませんでしたがそれなりにお話しがちゃんとしてるしギャグも好きなタイプの物が随所に入っていたし、トータルすると結構楽しめたのです。で、意外とグッとくるところもあるんですよねえ。確かに映像とか安っぽいところが多いんです。でも楽しかったからいいや(笑)。
それから舞台挨拶で楳図先生は
「実写映画化にあたり監督に『孤独なカッコ良さを上手に撮って下さい』とだけお願いしました。」
とおっしゃっていたんですけど・・・。
そうなんです。
原作の猫目小僧の生き方ってかなりかっこ良いのです。そして孤独なんです。妖怪にしては人間的過ぎる容姿で妖怪仲間からは敬遠され、かと言って人間にも受け入れられない。でも凛として生きている。孤高この上ない存在なのです。極端な事を言うとその点さえうまく表現されていたらこの映画の八割方成功したようなものです。
で、結論を言うと孤高の存在の描写も結構頑張っていたと思います。100%とは言わないけど良い線いってたんじゃないかなあ。あ、もちろんふくよか猫目のルックスはダメダメですよ(爆)。カッコ良いのはあくまで生き方(笑)。ネタバレ「濡れ衣を着せられた猫目が村人に打ちつけられるシーンがあります。そこではあれだけ仲良くしていたヒロインが恩を仇で返すようにそ知らぬ顔をするのです。自分もかつてはいじめられていた経験を持っているので迫害を受けたり裏切られたりする気持ちがどんなにツライか知ってるはずなのに。」正直ヒロインの気持ちも分かるんですけどね。でもかわいそうな猫目へ同情心がマックスになっているわしには「人間ってなんて卑小なんだ・・・」と言う気持ちでいっぱいになります。受け入れられる事が無い孤独感がこれほど如実に表されているシーンはないでしょう。しかし猫目はへこたれません。それがカッコ良く映らなくて何がカッコ良く映ると言うのでしょう。
いや、確かにチープなんですよ。普通に流して観たら単なる安っぽいアホ映画だし。たまにグロいシーンはあるけどグロいだけで怖くもないからホラーとしたらイマイチだし。でもね結構深い物も内包されているんです。
あとギャグとしてイジメっ娘のキャラかなり可笑しいです。好きです。ネタバレ「あとその娘にパンを投げつけられた時のヒロインの『どうしてパンなの?』爆笑でした!」あーゆーの大好き♪
とりあえず万人にはオススメしません。
しかし、マイノリティへの讃歌を渇望している人、差別についてじっくり考えたい人、そういう人は是非ご覧下さい。
最後に。
ネタバレ「花を摘んできたギョロリを村人がボコボコにするシーンは涙なくしては観れません。それでゆがんでしまったギョロリ。似たような裏切りを受けたにも関わらずまっすぐだった猫目。やはりかっこいい。両者の違いはどこから来るのかな。なるんならわしはやはり後者がいいな。」
あ、それから舞台挨拶の詳細はまた後日改めて追記しますね。
しばしお待ちを。
→シングルCD | ■■■ | →原作本第1巻 | ■■■ | →原作本第2巻 |
「トランスポーター2」の感想
(06年6月鑑賞)
「良くできた娯楽アクション。前作に比べて『この作品ならでは』感は減ったものの誰でも楽しめる。」監督:ルイ・レテリエ。出演:ジェイソン・ステイサム、アレッサンドロ・ガスマン、アンバー・ヴァレッタ、ケイト・ノタ、マシュー・モディーン、ほか。
前作は「必ず自ら作った規範(ルール)に従って行動する凄腕の運び屋」と言う設定がいいな、と思って観賞しました。まずまず面白かったのですが、その独特な設定はそこまで活かしきれていない気がしました。冒頭辺りはともかく途中からは設定もうやむやになり普通のアクション映画になっちゃった感じで・・・。
で、今回の「2」ですが一応決め事を厳守するキャラは変わっていません。しかし運び屋家業はお休み中でせっかくの独特な設定は何処へやら(^_^;)。でもそれで面白くなかったのか?と聴かれればさにあらず。むしろ「1」より面白かった気がします。あまり設定どーこーにこだわらなかったのが今度は良いほうに出た印象。一本のアクション映画としてちゃんとした作品になっていました。アクションはスカッとするしストーリーもまずまずきちんとしてたし。で、意外と細かいところまできっちり作ってあるんですよ。そこが良い。
例えば、ネタバレ「敵のアジトから車の下に爆弾を取り付けられたまま脱出するシーンがあります。早く爆弾を取り除かないと大変です。どうする!?主人公!?。そして主人公はとんでもない方法でその爆弾を取り除きます。そこで観客はハタと気付くのです。「あ・・・、そう言えばアジトへ乗り込む前に主人公がチラっとクレーンを見るカットがあったな!」「あのクレーンを後で利用するのにあの時あんなカットがあったのか!」と。もしいきなりあのアクションだったら「ムリありすぎだろ?。大体なんであそこにクレーンがあって都合よくジャンプ台みたいになってた事が咄嗟に分かるの?」と思うことでしょう。しかし一瞬でもそういう伏線カットを入れているので観客は納得できるのです。」ま、それで本当に納得するかどうかは観る人それぞれでしょうけど一応そういうカットを入れていると言う親切が重要なのです。また、そういう説明をじっくりやり過ぎたり多く入れ過ぎたりすると理屈っぽくてテンポの悪い作品になってしまいます。ところがこの作品はそのあたりが実にバランスが良い。だから観ててストレスもないし面白い。そういうのってアクション映画ではとっても大切なところだと思うんです。そーゆーのがグダグダでヒドイ作品になっている物も多いですからね。その点このトランスポーター2は立派でした。
正直言うとそこまで「これまでのアクション映画に無かった何か」とか「飛び抜けた物」は無いように思います。でも一本の映画作品としてちゃんとまとまってて面白い、これも映画には大変重要な事だと思います。最近の日本語のおかしな言い回しで「普通に○○」などと言いますが、まさにこの作品は「普通におもしろい」作品だったと思います。それって簡単なようで意外と難しい事なんじゃないでしょうか。
第一作を観ていても観ていなくても楽しめます。また、第一作でイマイチだなぁ、と思った人でも観て大丈夫です。ぶっ飛んだ物は期待せず昔ながらの良いアクション映画を楽しもうとして大吉です。
→サントラ | ■■■ | →第1作DVD |
めずらしく
ここ数日、さる理由で普段聴かない種類の音楽を聴いてます。
もろ売れ線です。
なんだかヒットチャート常連さんの曲を聴いてると人並みになれた気がするとゆーか、妙に時流に乗れてるよーなうれしさが(笑)。
滅多にそーゆーの聴かないからなあ。
ってか同じヒットチャートなら、むしろ60年前にチャートを賑わしていた物のほうをよく聴いています(爆)。
ふ、古過ぎる・・・(^_^;)
そんな感じで最近のものにはむっちゃ疎いのです。
色んな発見があって良いです♪
時々はヒットチャートにも目を向けてチェックすべきですな(笑)。
わしは待つ
応援します。
わしは心からあなたの復帰を願ってます。
忌野清志郎。
わしのヒーロー。
喉頭癌をもブルースと言い切るあなたは強い。
戻って来た時のあなたはさらに強烈な輝きを放っていることでしょう。
「嫌われ松子の一生」」の感想(5回目)
明日で終了なので最後にもう一度「嫌われ松子の一生」を観に行きました。木曜メンズデーの無い劇場だったのですが丁度ポイントカードがたまってたので。つい。
んで、なんと!
通算5回目の観賞となってしまいましたー(^_^;)
それまでは「かもめ食堂」の4回と並んでたのについに抜いちゃいました。しかし、かもめと松子って対極にあるよーな作品なのに両方気に入って何度も観てるってのは面白い現象です(笑)。
それにしても3〜4回観る事はしょっ中ですが5回は久々です。2002年に「ネメシス S.T.X」を5回観て以来かな。ちなみに最高は「おほひでぽろぽろ」の7回です。あ、もちろん劇場観賞の回数です。テレビやビデオじゃありません(笑)。
さてさて、5回目となった松子ですが、さすがに5回目だからサラっと流そうって感じだったのです。でも始まったらまたまたまばたきもせず食い入るように観てしまいました。そしてまた新たな発見が。ちなみに今日やっとパンフ買いました。毎年100作品くらいは楽に観るのでイチイチ全作品のパンフ買ってたらキリがありません。だから滅多な事じゃ買わないんです。しかしさすがに松子は5回目だし記念に買っとくか、と。そんな感じなんで原作もパンフも読んでおらず、ほぼ素で観た5回だったワケです。そりゃあ観る度に発見があるのは当り前か(笑)。
ま、発見云々はさておいて・・・。びっくりした事があるのです。それは5回目なのにも関わらずまたまた泣いちゃった事。しかも過去4回では泣いてない場面だったり。ついでに言うと「ふと気がついたらツーっと頬を涙が流れてた」と言うわし的には非常に稀な涙のパターン。うーん。気がついた時は自分自身で本当に驚いた(笑)。そんな事ってあるんですね。うん。それだけの作品って事なんだな。きっと。
残念ながら最終日の明日は観に行けそうありません。だから今日観に行ったワケですが結構沢山お客さんいました。カモメ食堂みたいにもうちょっとロングランすればいいのに!と思った次第です。
映画メンズデー
福岡市内の映画館の殆ど全てが毎週水曜がレディスデーです。
女性はええなあ。
と言いつつメンズデーが無い事もないんです。
天神東宝とソラリアシネマの2館だけですけど。
毎週木曜日にスタンプカードを提示すると1000円で観れます。
そら利用しない手はないです。
さて今日ですな。
何観よう。
「ポセイドン」の感想
(06年6月鑑賞)
「迫力映像のパニック・アクション。オリジナルのような深みを期待すると大凶。別物として観賞すると吉です。」監督:ウォルフガング・ペーターゼン。出演:カート・ラッセル、アンドレ・ブラウアー、ほか。
1972年に公開された「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクです。わしはオリジナルの大ファンです。オリジナルは言わずと知れたディサスター・フィルムの大傑作。わしのパニック映画ランキング永遠の第一位です。二位はグッと間があってカサンドラ・クロスかな?。そんな感じなのでリメイクの話しが決まった時ものすっごく不安でした。ポセイドン・アドベンチャーはわしにとっては不可侵の名作なのです。なんてったって2(駄作)の存在も消したいくらいなんですから!
しかし・・・。
昨年のいつ頃だったでしょうか。劇場で公開前の予告編を観たんです。するとなんだか知った顔がチラっと映ったような気が・・・。
あれ?
今の・・・・。
気になって帰宅後すぐに調べてみたんです。
するとやはり!。
アンドレ・ブラウアーでしたっ!!!
いやー。わしは彼の大ファンなんです。超名作ドラマ「ホミサイド殺人捜査課」のフランク・ペンブルトン役の方です。でも滅多にスクリーンでお目にかかる事がなくていつも寂しい思いをしていました。一番最近劇場で遭遇したのは2002年の「永遠のモータウン」の"ナレーション"でしょうか(T▽T)。そんな有り様だったから「えーっ!。こんなメジャーな作品に出演するのっ!?。そりゃあ、なんとしても観なければっ!!」と一気に180度意見が変わっちゃったのでした(笑)。
ちなみに彼はホミサイドのフランク役の後にドラマ「栄光のダンクシュート」でボルチモアから来た神父役をやってファンを笑かしてくれてます(爆)。やはりそーゆーキャラなんかいっ!と。だから今回も当然頭をよぎったのは「ポセイドン・アドベンチャー」でジーン・ハックマンが演じたフランク・スコット牧師的な役なワケですよ。まさかそんな超メインな役回りなわけないよなー、と思いつつも否が応でも気分は盛り上がります。同じフランクでまたまた聖職者だったら・・・と。
ま、結論から言いますとやはりそこまでの役では無かったわけです(^_^;)。
でも劇場の大画面で彼の演技が観れて大満足でした♪
・・・と、いきなりなにやらマニアックっぽい事をほざいて暴走してしまい失礼しましたm(__)m
さてさてこっからが肝心の作品自体の話しです。
これはこれでまあアリかな?と思いました。正直オリジナルと比べちゃうとアウトです。カスです。うんこです。でも全然別物の作品としてみたら・・・映像の迫力を楽しむだけのアクション映画としてみたら・・・まずまずのレベルだった気がします。現にオリジナルを知らない人は「かなりハラハラドキドキして面白い映画だった!」と感想を述べている方が多いです。確かにそうかな?と思います。ただオリジナルファンは「あんなの映画じゃねえ」と酷評してる方が多いのもまた事実です(^_^;)。
新旧作品の一番の違いは充実した人間ドラマがそこにあるか?です。残念ながら新作「ポセイドン」にはそれがありませんでした。キャラの掘り下げも浅ければストーリーもイマイチでした。そういう物語を期待したらダメだと言うことです。テーマパークのアトラクションを楽しむように迫り来る水の恐怖や火災や爆発の迫力を楽しむ。そういう映画なのです。そう割り切って観賞して吉の映画。それがわしの感想です。
ネタバレ「実はアンドレ・ブラウアーは途中で出なくなっちゃうんですけど」その後はちょっと興味が薄れちゃって、この前観た「LIMIT OF LOVE 海猿」のほうがまだ面白かったな〜、と思ってしまったのは内緒です(爆)。いえ、わしは映像のカッコ良さよりドラマがしっかりしてる物語のほうが好きなんです。海猿がそうだとは言いませんがこの作品よりかは多少ドラマがあったかなと(^_^;)。
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→ポセイドン・アドベンチャー(1972作品)
「ローマの休日」の権利消滅
「53年作品の著作権と激安DVDの問題」
イチ映画ファンとして興味を持っていたこの問題ですが本日裁判で一応ひとつの判断が下された模様。
↓
http://www.sankei.co.jp/news/060711/sha069.htm
結局パラマウントの主張は退けられたようです。
わしは最近映画は劇場ばかりで観てて家ではほとんど観ていません。
だからDVDとかあんまり関係なさそうなものですが、さにあらず。
制作者の制作意欲にも関係してくるだろうし映画会社にお金が入らなくなると今後の作品作りに影響してくるかもしれない。もし本当にそんな悪影響があったりしたらDVDがどーの、と言うよりもっと大きな問題です。今後公開される映画の質が落ちてくるとそのDVDだって売れなくなるだろうし映画産業の斜陽スパイラルに陥らないか心配になります。
ま、そこまで言うと大げさか(^_^;)。
それに「ローマの休日」とか名作は今まで散々稼いできてるわけだし。
それにむしろ逆かな、とも思ってみたり。興味がある人が手軽に手を出せるようになって映画ファンが増えて映画産業はより盛り上がる?。さて、どーなのかなあ。とにかくみんなが幸せになれれば一番なんだけど。
と、ここでわしの大好きな音楽家、平沢進氏の著作権に関するインタビュー記事をもう一度貼っておきます。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
うん。これが一番まっとうな意見な気がする(笑)。
結局、人は大金を払っても良い物を求めるんですよ。つまりそういうレベルの作品を提供していけばいいだけの話し。それほどじゃない作品は誰でも「テレビ放映で充分」と思うだろうし、ネットでDLした音質画質とも最低ランクのもので構わないわけで。時代はすでに今更廉価版DVDどーこーって問題でもなくなってる気がします。ローマの休日にしたって好きな人はきっと廉価版よりパラマウントからの正規版を望むだろうし。好きじゃない人は廉価版すら買わないわけで。
今回の問題のひとつは著作権保護期間が50年か70年か?だったワケですが、その期間や深夜0時での区切りでゴタゴタってのはやはり滑稽に感じました。ちょっと辛口な事を言わせてもらうと「今公開されてる作品でそんなに後々までみんなが欲しがる名作ってあるの?」と思っちゃうんです。せいぜい頑張っても30年かそこらが寿命の作品が多そう(セールス的にね)。結局ローマの休日というとんでもない名作だから50年とか70年経っても問題になっちゃうんです。
映画会社にはまず「1953年の作品でゴチャゴチャ言うよりも先にこれから100年愛される作品を作って下さい」と言いたい。そう言う映画が出来たらやっと今回の裁判も意味を持ってくるんじゃないかな。
細野晴臣氏講義映像
21世紀文化論 第1回「これからはじまる音楽のために」
講師:細野晴臣客員教授、中沢新一教授。
http://www.tamabi.tv/lecture/index.htm
多摩美で細野晴臣さんが行った講義の映像がありました。
・・・講義って感じじゃないですけど。
わらしべ長者の結末
わあ、面白いなあ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/10/news055.html
赤いペーパークリップが1年で家に化けたそうです。
ちょっとした物語でも作れそう(笑)。
最初にこのアイデアを思いついた人はもちろんだけど偉業と評して破格の受け入れをするキプリングの町がスゴイ!。
あっちの人のそーゆー遊び心に溢れてるところがいいねー。
■マクドナルドさんのブログ
http://www.oneredpaperclip.blogspot.com/
・・・ときに「わらしべ長者」みたいな童話って向こうにもあるのかな?
軍配は?
あー、英語が聞き取れたらなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=hNxhrPaaCA4&search=star%20wars%20vs%20star%20trek
あと、ちょっと気になってる作品。
「ドリームシップエピソード1/2」
ちなみに「レイヤーケーキ」のほうは福岡での公開の予定はまだ出てませんでした(T▽T)。いつになるんやら。
この前本屋で見かけた小説の帯にはちゃんとオブライエンいました。今回は結構大きめのキャスティングぽい。うれしい♪
※7/4のエントリだけど画像を足したり一部URL直したので再アップしました。
「ジャスミンの花開く」の感想
(06年7月鑑賞)
「色んなチャン・ツィイーがみれるのでチャン・ツィイー好きにはたまらない。」監督:ホウ・ヨン。出演:チャン・ツィイー、ジョアン・チェン、チアン・ウェン、リィウ・イエ、ルー・イー、ほか。
1930年代から80年代に渡る三世代の茉・莉・花(続けるとジャスミン)という3人の女性をチャン・ツィイー1人が演じています。折々で主人公によって歌われる「茉莉花」が時代時代で微妙に意味が変わってくるのが見事でした。あれはツィイー自身による歌唱なのかな?。良い歌声ですね。映像もちゃんと作ってあって安っぽさがなくて良かったです。
物語の舞台は上海です。ストーリーは大河的なのですが時代背景とか詳しい説明はほとんどありません。描写は主人公とその周辺の人物描写のみに絞ってあるのです。そのためある程度の近代中国史を知っておかないと分からない展開もあるかもしれません。例えば茉の時代の戦争の影なんかは爆撃や日本軍の進攻のシーンがチラと映るから分かりやすいのですが莉の時代の党員だとか毛沢東の歌だとか映画雑誌の件だとか、あのあたりは文化大革命とかちゃんと知ってないとちょっと「?」かも。
それにしても茉・莉・花ともそれぞれ不幸ですねえ。男もロクな奴がいやしない。わしは男だけどツィイーが好きだからついつい女視点ですよ(笑)。とりあえず全体通して人生の選択や行動は慎重に、と言う教訓は受けました。幸せになるのってなかなか難しいもんなんだなあ。・・・あ、嫌われ松子の一生でもそんな感想言ったよーな気が(^_^;)
あと豪華絢爛なチャイナからおさげのメガネっ娘まで様々なツィイーが観れるのも見どころのひとつでしょうね。ツィイー好きにはたまりません。やっぱり彼女ってべっぴんさんだなあ。わし的にかなり理想的なご容姿をされております。いや、わしの趣味などどーでも良いことですが(笑)。
ところでひとつひっかかったところが。
茉と莉が血のつながった親子だから似てるのは分かるんですけど花は莉の養子ですよね。なんで似てるんでしょう?。ま、ここで他の女優さんを使ったらこの作品のコンセプトがぼやけるのは分かるんですが。でもちょっと無理があったかなあ。
「ウォ・アイ・ニー」の感想
(06年7月鑑賞)
「なんか寂しくなる映画だったなー。ああやって心って離れていくんですね。」監督:チャン・ユアン。出演:シュー・ジンレイ、トン・ダウェイ。
愛し合ってた2人が結婚するんだけどそのうちうまくいなかくなっていく様子を描いた作品。
お互い好き合って結婚しても、ちょっとした意識のズレが取り返しのつかない大きな亀裂になっていくんですね。結婚した事ないし身近にそういう夫婦もいなかったから分からないけど結構リアルな描写がされてたんじゃないかな。夫婦喧嘩の激しい口論シーンとかかなり迫力ありました。
なんだか最近ひとりでいるのがたまらなく寂しく感じる時があるんです。今までひとりが嫌いなワケでもなかったしそれなりに楽しくやってたんですけど。回りが恋人同士で楽しくしてたり、結婚して子供連れてたりすると、あー、やっぱり恋人や家族がいるのっていいなあ!なんて思ったりして。そんな精神状態だからせっかくうまくいってたのにどんどん距離が出来て結婚生活が破綻していく様を観ても「もったいなー」としか思わなかったり(爆)。絶対そんな事を言いたい作品ではなかったと思うけど(^_^;)。
結局、あせって結婚なんかしてもロクな事はないよ。冷静になってよく考えてからにしよう、って映画だったのかな?。
うーん。よくわからん。
なんかそんな映画ほかにも最近観たなあ、なんて思ったら「ジャスミンの花開く」でした。
わお。こちらも中国映画だ。
あちらではそんなのが流行ってるんでしょうか?(^_^;)
「カーズ」の感想
(06年7月鑑賞)
「大人も子供も、車に興味のある人も無い人も、誰でも楽しめる良作。」監督:ジョン・ラセター。出演:オーウェン・ウィルソン(土田大)、ラリー・ザ・ケーブル・ガイ(山口智充)、ボニー・ハント(戸田恵子)、ほか。
日本語吹替版で観賞しました。車に興味もないし劇場に行く度に見せられていた予告編にもいまいちピンときていませんでした。正直言うと食指は動いてなかったのです。でも観たらとっても面白かった!。ニモもMr.インクレディブルも期待して観にいって期待通りに面白かったわけですが期待せずに観に行ったカーズはそれら以上に好きな作品となりました。聞いた話しでは興行収入の出足はニモなんかよりずっとイマイチなんですって?。わしみたいにあんまり期待してない人が多いのかな?。なんとなく分かる気もするけどこれは観に行って損なしです。
車ならではの設定も活かしきってあるし良く動いているし、何よりキャラが生き生きしててとても人間くさい。車のキャラに人間くさいって言うのも変ですが(笑)。でも本当なんです。メタファーと言うよりそのもののズバリって言うか。だからとても分かりやすい。高慢な主人公が素朴な人と触れ合い人間らしさを獲得していく様がとっても良い感じ。大変ハートウォーミングだし、思わず泣いちゃいそうなる場面も。
この夏なにかアニメ映画を観に行きたいな、と思ってる人にはブレイブ・ストーリーなんか観にいって首をかしげるより絶対こっちです。さすがPIXAR。笑ったりほんわかしたりちょっぴり感動して涙したり。良い映画を観たな、と満足な気分で劇場を後に出来る事請け合いです。
ちなみにピクサーの前身は『スタートレックII カーンの逆襲』なんかも手掛けてるんですぜ!とカーズと全然関係ないけどトレッキーらしい事もつぶやいてみる(爆)。
あ、ひとつひっかかった事が。
何度も観た予告編ではメーターの声がどう聞いても長嶋雄一さんだったのです。それで耳が慣れてるもんだからぐっさんの吹替えにどーも違和感が。いえ。すごくお上手で素晴らしかったんです。シャークテイルと比べても数倍良かった。でも・・・。最初のイメージってもんはやはりなかなか払拭できない(>_<)。
■参考:日本語吹替版キャスト
ライトニング・マックィーン(オーウェン・ウィルソン/土田大)
ドック・ハドソン(ポール・ニューマン/浦山迅)
サリー・カレラ(ボニー・ハント/戸田恵子)
メーター(ラリー・ザ・ケイブル・ガイ/山口智充)
ラモン(チーチ・マリン/樋浦勉)
ルイジ(トニー・シャルーブ/ジローラモ・パンツェッタ)
フロー(ジェニファー・ルイス/片岡富枝)
サージ(ポール・ドゥーリー/麦人)
シェリフ(マイケル・ウォリス/池田勝)
フィルモア(ジョージ・カーリン/八奈見乗児)
リジー(キャサリン・ヘルモンド/森ひろ子)
マック(ジョン・ラッツェンバーガー/立木文彦)
チック・ヒックス(マイケル・カートン/内田直哉)
キング(リチャード・ペティ/岩崎ひろし)
ボブ・カトラス(ボブ・コスタス/赤坂泰彦)
ダレル・カートリップ(ダレル・ワルトリップ/福澤朗)
ティア(エリサ・ナイト/吉田仁美)
ミア(リンゼイ・コーリング/吉田仁美)
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「ワンマンバンド」の感想
(06年7月鑑賞)
「カーズ上映前の短編だけど非常に面白かった。」監督:Mark Andrews/Andrew Jimenez。
たった4分18秒なんですけどね〜。小さな報酬を求めて大人げない争いをするワンマンバンドの2人の滑稽さが秀逸でした。小さな女の子ディッピーの表情も良かった。オリジナルスコアだと思うんですけど映像と絶秒にマッチングしてるし。一応第78回アカデミー賞の短篇アニメ映画賞でノミネートされてたんですね。納得。
なんかキャラデザがポピーっぽいと思ったのは気のせい?。てかこの手のフルCGアニメって似た感じになるもんなのかな?
楽しかったサタデナイッ
昨夜は久々に会う友人達とカラオケに行きました。
カラオケなんて半年以上ぶりです。
メンツは昨年一緒にグループ展を開催した56noくん、@-skeくん、それと、Mさん、サクさん、"けい。"さん、&わしの計6人でした。
@-skeくんとMさんは昨年のグループ展の打ち上げ以来でかなり久々です。
サクさんとは今回初めてお会いしました。
あ。
そう言えば"けい。"さんも実際にお会いするのは初めてです。
でもネットでは旧知だからあまりそんな感じはしなかったです。
初めて会うのに初めてじゃないってのはなんだか不思議な感覚だなー(笑)。
それにしても皆さん歌がお上手なんですわ。
ほいで色んな曲を沢山ご存知なので聴いてても楽しかったです。
もちろんわしのようなヘタもヘタなりに大声を張り上げて思いきり楽しみました。
実にすっきりしました。
本物のプロモーション・ビデオが使われてる曲も多くてびっくりびっくり。
ユニコーンや靖幸の懐かしいPVとか良かったなあ。
「だいすき」の妙な動きの靖幸を見てみんなで大ウケしました(笑)。
民生にしろみんな若かったなぁ・・・。
わしなんて安室さんの映像が本人と気付かなかった(爆)。
いやー、若いし初めてそのPV見たもので(言い訳)。
ってかわしは古いマニアックな物しか知らんからみんなに迷惑かけたんじゃないかなあ。
次回のために新しいの覚えようっと。
先月出たばかりのソウル・フラワー・モノノケ・サミットの新譜でもヘビロテするか。
・・・って、絶対カラオケ入らんよなあ(^_^;)
新しくても結局マニアック(T▽T)
さてさて、楽しい時間が経つのは早いもので2時間があっと言う間に過ぎました。
カラオケ店から出るとムッとする空気と共に細かい雨が時折舞っていました。
地面はしっかり濡れてましたがもう上がるところみたいでした。
ぼんやりと月も見えました。
雨上がりの夜空の下、カラオケ店の駐車場。
そこでなんとなく突っ立ってみんなでおしゃべりしました。
喫茶店とか行ってじっくり話すでもなく、かと言ってすぐに解散するのももったいないような。
なんか放課後に用もないのに学校に残ってだべってるよーな感じ。
話しの内容は大した事ないんだけどそれがとても楽しい。
良い時間だったなあ。
あー、楽しかった。
みなさん遊んでくれてありがとう。
元気が充填できました!
プリントに傷
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そういえばこの前「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」を観に行った時こんなお知らせが貼ってありました。
ふーん。
どうして傷がついたのかな。
ちなみに該当巻のところにはタテにスジが一本ずーっと入ってました。
ま、そこまで気になりはしなかったけど。
こんな事もあるんですね〜。
最悪!まんぼうシール!!
http://tenjinsite.jp/shoplifting/
7/1からそーゆー制度になった、とかで買ったコミックスにベタッと本屋で貼りやがった!
ま、帰ったら剥がしゃいいか、と思っていたらコイツがめちゃくちゃ剥がしにくい。
ネバネバが残るし剥がす過程で傷だらけに。
わしは本は折り目も付けずに新品同様にしておきたいタイプなんです。
本屋でも傷がないのを慎重に選びます。
それなのに!
もう何!?
このシール!
最悪っ。
わしゃあ、二度と新品のコミックスを福岡の本屋で買わないぞ!
ネット通販か汚くても許せる古本屋の100円のしか買わん。
もう決めた。
本は大切に大切に扱っても何度も読むうちに痛んでいくもの。
それは仕方ない。
でも大切に扱った物とそうじゃ無い物は全然違うんじゃいっ。
なのに最初から汚らしいシールをベタッと・・・。
がーーーーーーっ。
すかん。
すかん。
すかーーーーん!
汚らしいシールの貼って無いキレイな万引き本を私が高く買ってあげるよ。
どんどん万引きしておいで!!
・・・なんてことを言い出す人がきっと出てくるんだからな。
知らんからな。
「ブレイブ ストーリー」の感想
(06年7月鑑賞)
「演技も演出も映像も音楽もそれなりに頑張っていた。でも惜しむらくは尺と物語が合ってなかった。」監督:千明孝一。出演:松たか子、大泉洋、常盤貴子、ウエンツ瑛士、今井美樹、ほか。
久々に試写会が当たったので行って来ました〜。と、言っても公開たった二日前。お得感少なっ(笑)。
ちなみにGONZOの劇場長編アニメの第二弾になるわけですが昨年観賞した第一弾「銀色の髪のアギト」ははっきり言ってダメダメでした。ちっとも面白いところがない駄作中の駄作。昨年観た映画の中でもかなり最低に近い作品でした。だから今回も期待半分不安半分でいざ会場へ・・・。さてその結果やいかに?。
結論から言いますと「アギトよりかはだいぶマシ」でした。
ただ、もろ手をあげて「面白かった!」とも言いきれないのがツライところ(^_^;)。正直言いますと、宮部みゆきさんの原作小説が単行本で上中下巻にもなる大作だ、と知った時からイヤな予感はしていたのです。上映時間は約2時間。長大な原作をそのまま全部再現するにはあまりに尺が足りないのは明白です。案の定、誰が見てもダイジェスト感満載の作品になってしまっていました。見終わった後の率直な感想は「なんだか2時間の長〜い予告編を延々と見せられた感じだなあ」でした。説明不足とか以前の問題なんですよ。頑張ってまとめようとはしているし、映像も力が入ってる。でも最初からムリな挑戦だったと言うか。もしこれを尺に合った物語にまとめようと思ったら原作とはかけはなれた物になってしまうだろうし。かと言ってアギトよりよっぽどストーリーがちゃんとしてるところをみるとこの原作があったからこそって気もするし。難しいところです。どっちにしろGONZO、まだまだですな。映画ってもんを理解してない。もっともっと勉強しておくれ。映画はゲームとも小説とも違うって事をしっかりと肝に銘じて脚本力に磨きをかけていってこそ吉です。期待してるんですよ。
物語はよくあるRPGみたいな内容でした。平凡だった少年が家庭不和をきっかけに異界に迷いこみ冒険をはじめます。五つの宝玉を集めて女神に頼むとなんでも願いがひとつ叶うんですと。果たしてその少年は宝玉を手にする事はできるのか?そして彼が望む願いとは?・・・って感じ。この手のゲームが好きな人なら良いと思います。年を食ってるわしにはちょっと臭めののセリフや展開がこっ恥ずかしくてムズムズしちゃったかなあ。かと言って小さ過ぎるお子様には難しい内容も含んでるし。一体ターゲットはどのあたりなんだろう?(^_^;)。その辺は少し中途半端なんですよね。ヘタにメッセージ性を持たせようとせずに単なる冒険活劇にするとか、もっと深刻な内容の観念的なアニメにするとか。そんな風にしたほうが素直に楽しめたんだけど。うん。でもその辺は好みの問題ですね。
ちなみにわしの好きなアニメ映画は「こんなかんじ」です。
→原作本(上) | ■■■ | →原作本(中) | ■■■ | →原作本(下) |
→サントラ |
「不撓不屈」の感想
(06年6月鑑賞)
「家族の絆や誠実さ、あるいは真摯な姿勢、それらの喪失が叫ばれて久しい昨今、改めてその大切さに気付かせてくれる作品。」監督:森川時久。出演:滝田栄、松坂慶子、三田村邦彦、田山涼成、中村梅雀、ほか。
物語は昭和30年代に実際にあった飯塚事件をモチーフにしています。『別段賞与』をめぐる国税と一税理士飯塚毅の戦いを描いています。正直言いますとわしは経済には極めて疎くて『別段賞与』と言うものがどう言う物かピンときません。どーも劇中で国税が言ってるように架空賞与のよーな気もしますし(^_^;)。結局は源泉税を払ってるから架空賞与には当たらない、ってのが飯塚の主張なんですよね?
・・・ま、その辺りはどーでも良いのです(良くないか?笑)。
要は映画としてその物語が面白いかどうかが肝心なのです。その観点から言うと非常に面白かった!。極めて大ざっぱに言ってしまうと「巨大権力に立ち向かう弱い立場の者たちが幾多の困難にさらされつつも最終的には勝利を掴む」というよくあるパターンの物語です。ま、実際に映画にするとなると口でいうほど簡単じゃありません。そういう物語を目指しつつ失敗している作品は数多くあります。主人公が魅力的でなかったり、登場人物の行動の動機が軒並み弱かったり・・・。でも不撓不屈は立派。なにしろ滝田栄の飯塚がカッコイイ。そして正直者が報われるストーリーが溜飲を下げます。それはもちろん三田村邦彦など敵役がちゃんとイヤなやつになってるからですし、執拗なイヤがらせが本当にイヤがらせとして描けているからです。だから妻の松坂慶子の献身に感動するし、味方の田山涼成の登場に「やった!」と言う気持ちにさせられるんです。そのあたりがきっちりしている作品は観ていて安心感がありますしやっぱり面白いです。製作者の意図通り息子の手紙のところではしっかり泣かされたし(笑)。
映画はやっぱりエンタテインメントとして面白くなくちゃいけませんよね。
ただ物語を分かりやすくするためか、さも飯塚が正義で国税が悪のような描かれ方がされています。わしにはそれが本当の事であったのかどうかは勉強不足のため判断が付きません。あくまで「飯塚事件」はモチーフである、と理解してひとつのエンタテインメント作品として観賞するのが正解でしょう。
あと今年1月に観賞した「スタンドアップ」もよく似た内容の映画でした。こちらもかなりの名作です。機会があったら是非ご覧下さい。
→原作本 |
「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」の感想
(06年7月鑑賞)
「全体に漂うのは得も言われぬ無常感と荒涼感。しかし観終わった後に残るのは不思議な幸福感。主演のトミー・リー・ジョーンズの初監督作品。演技もさる事ながら監督としての手腕もなかなか・・・。」監督:トミー・リー・ジョーンズ。出演:トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー、ドワイト・ヨアカム、ジャニュアリー・ジョーンズ、メリッサ・レオ。
この物語に出てくる人間はみんな何かしら孤独を抱えている気がします。正直途中、メキシコの乾いた風景も相まってか人生の無意味さとか無常感とか、何となく重たい物が襲ってきて「ずーん」って感じになりかけたんです。でもところどころにちりばめられたユーモアがそれをさせません。そして徐々に様々なエピソードがボディブロウのように効いてきて「だからこそ人間は友情とか愛とか色んな物を追い求めて生きていくんだな(幻想にしろ、ね。)」なんて事を思ってきちゃったりなんかしてきます。つまり脚本がウマイんだ。そして最後にあの最高にイヤな奴である警備員の一言・・・。
うん。いい映画だ(笑)。
トミー・リー・ジョーンズに座布団一枚!
あと音楽もええですよ。
→DVD |
「好きだ、」の感想
(06年7月鑑賞)
「甘酸っぱいです。青春です。流れる時間と空気感がとてもとても素敵です。淡々さや思いっきり長い間もちゃんと計算されたもの。うまいわ〜。拍手!」監督:石川寛。出演:宮崎あおい、瑛太、小山田サユリ、西島秀俊、永作博美、野波麻帆、加瀬亮、大森南朋、ほか。
映画はまず17歳のユウとヨースケという2人の高校生の姿を淡々と描写していきます。それもむっちゃ自然な姿で。思わず「これはカメラの前で演技をしている役者さんなんだ」ってのを忘れさせるくらい。不自然さを微塵も感じさせない見事さ。そのため実は映画らしいドラマティックな展開もあるのに全然ウソっぽく感じないんです。例えば「ネタバレ衝撃的な姉の事故とか、とってもドラマティックな再会とか、デートの待ち合わせに向かう途中で刺されるヨースケとか。」そんな場面もすんなり入ってくるのです。
そしてなんと言っても間(ま)!。
溜めに溜めた思いっきり長い間は時に観客にイライラ感をつのらせます。しかしそれも計算なんですよねえ。早く次を言えよ!と観客は思うわけです。それはまさに登場人物の感覚と一致。知らず知らずに登場人物と同じ気持ちにさせられちゃうんです。それは全編通じて続きます。
だからこそ、だからこそのあのラストです。
いやは〜。素晴らしかった。
この作品は劇場で観るか、そうじゃなかったら絶対邪魔の入らないところで没頭して観るべきです。そう言う作品です。
それにしても音楽の菅野よう子氏は相変わらず良い仕事をされますね。わし大ファンなんです。実はてつ100%の頃から。長っ(笑)。
あと宮崎あおいさん。
彼女は大した役者さんです。NANAのハチみたいな役も完璧にこなすし「初恋」の主演もものすごく良かった。今更ながら大注目です。今後も素晴らしい演技で観客を魅了していってくれる事でしょう。
「カサノバ」の感想
(06年6月鑑賞)
「とっても楽しいラブコメに仕上がっていました。お話しがとても上手に構築されていて退屈しない。」監督:ラッセ・ハルストレム。出演:ヒース・レジャー、シエナ・ミラー、ほか。
ジャコモ・カサノバは18世紀の人物で大変多彩な人であったようです。
しかし何より希代のスーパープレイボーイとして有名です。これまでも幾度となく彼を扱った作品は作られてきました。
一番メジャーなのはフェデリコ・フェリーニがドナルド・サザーランドの主演で撮った作品でしょうか。マストロヤンニやドロンが主演のもありますね。それらも良いんですけど・・・
こんなカサノバもいい!。
わしは好きです。そこまでエロエロな展開や下品なところもないんで誰とでも安心して観に行けます。中には「そんなライトなラブコメなんてカサノバじゃないや!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でもそういう方は全然別の物語だと思ってご鑑賞下さい。きっと面白いと感じると思います。
一本の映画作品としてよくまとまっているのです。伏線の張り方もうまいし全編エンタテイメントに徹しているしコメディとしてもかなりレベル高いし。何より素敵なラブストーリーと言えないこともない(笑)。
愉快に笑って見終わった後ハッピーな気持ちになれる、そんな作品だと思います。
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「デスノート(前編)」の感想
(06年6月鑑賞)
「テレビで観るので充分かなあ。頑張ってまとめてたけど全体的なチープ感はどうしても拭えないです。この原作はあくまでリアルで映える作品。漫画漫画させちゃあイカンよ。」監督:金子修介。出演:藤原竜也、ほか。
それなりに観れるんじゃないですか?。でも原作を読んでる人はわざわざ観に行く必要はないです。
やっぱり漫画をそのまんま実写化しよう、ってのはムリがあるなぁ。漫画をそのまんま映像化したいと思ったらテレビシリーズのアニメが一番です。この作品の映画化は原作から大まかなアイデアだけ拝借くらいに留めて思いっきりリアルで硬派なサスペンスドラマにしたほうが正解だった気がします。頭脳戦や微妙なやり取りが楽しい物語なわけですからそこさえちゃんとしとけばムリにそのまんまの映像化にこだわらなくても良いんです。そうじゃなかったらもう思いきり漫画漫画させるかです。「逆境ナイン」や「クロマティ高校」みたいに。Lのルックスもリュークの合成も芝居がかった演技も興を削がれる要素にしか感じませんでした。チープ感に拍車をかけてるしなにより中途半端!。ギャグじゃないんだから・・・。わしならあんなリュークを出して興を削ぐくらいなら頭の中に響く声くらいにしますよ。ま、姿が見えないとまずいエピソードもありますがそんなのアレンジでどうにでもなるんだから。Lにしたってあんなムリのあるルックスにさせず演技力だけでキャスティングします。
でもまあ、それらも劇場作品だと思うから。テレビの2時間ドラマなんかで見るんならアリな感じでした。
ちなみに本格連載前の短編で掲載されたデスノートが一番好きです。あのくらいのボリュームをリアルなアレンジで90分くらいの映画したら丁度良かったのにな。途中冗長感たっぷりだった原作をムリに前後編に詰め込むってのも失敗でした。
あと余談ですが地下鉄が細かい音までいつも使用している地下鉄にそっくりで「地下鉄ってどこも似たような感じなんだな」と思ってたらエンドロールで「福岡市営地下鉄」って。そのまんまいつも使ってる地下鉄でした(爆)。
さて、後半が11月にあります。
もちろん観に行きますよ。
もしかしたらこのチープさは必然であったのか!と目からうろこが落ちるような仰天のラストが用意されてるかもしれないし(ないない)。
→原作単行本(1) | ■■■ | →サントラ | ■■■ | →小畑健画集 |
「フーリガン」の感想
(06年6月鑑賞)
「拾い物!。宣伝とか見て思ってた内容と全然違った。面白い!。サッカーや、フーリガンに全く興味がなくて食指が動かないって人にもオススメ!。騙されたと思って観てみて〜。」監督:レクシー・アレクサンダー。出演:イライジャ・ウッド、ほか。
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劇場の予告編で観た時、実はあんまりパッとしなかったんです。フーリガンの乱痴気騒ぎを見せられてもなー、って感じで。宣伝だと単なるそんな印象しかなかったんです。イライジャ・ウッドもなんでこんなB級っぽいのに出演を決めるかな、と(^_^;)。大体サッカーの映画なんてそこまで食指は動かないし・・・。
が、しかし!
実際観てみると全然そんな内容じゃなかったんです。大体サッカーのシーンなんてほとんど無いしストーリー上ちっとも重要じゃないんです(笑)。なんと言っても我々のあまり知らない英国のある一面を描いているのが面白い。そして男共の熱いこと!。
物語はイライジャ・ウッドの演じるアメリカ人マットがハーバード大学を退学させられるところから始まります。優秀な学生であるにも関わらず寮のルームメイト(有力者の息子)の罪を着せられ冤罪であるのに退学させられます。彼は失意のうちに姉の嫁いだ英国を訪れます。そこで姉の夫の弟ピートと会います。マットは喧嘩ひとつした事のない優等生。一方ピートは暴力的なサッカーサポート集団(フーリガン)のリーダーをしているアウトロー。こんな2人がうまくいくわけがありません。しかし付き合っていく内にマットは今まで知らなかった世界を少しづつ知っていきます。フーリガン同士の抗争、英国人たちの中に一人だけいる米国人としての立場、そして家族。色々な物がからみあい物語は進行していきます。
ま〜、なんにせよ熱いんだわ。
マット「ヤンキース VSレッドソックス?」
ピート「イスラエルVSパレスチナさ」
ですもんね〜(笑)。
義理と人情の世界だし。ある意味マフィア物とかヤクザ物にも通じる映画です。そしてそんな中で主人公がちゃんと成長していくのが良いです。ラストなんて本当に溜飲を下げました。あとイライジャ・ウッドをこの役にキャスティングした人はエライ。真面目で喧嘩も弱そうなイメージの彼だからこそ物語の真実味も増します。
あと、ほぼ同時期に「GORL!」も観賞しましたがこちらもそれなりに面白いです。こちらはプレイヤーの物語。しかしそれだけじゃ片手落ち。やっぱりフーリガンも観なきゃね〜。こういう土壌の上に成立してるのがイギリスのプレミアリーグなんだ、と知って観るとまた一味違います。
うん。面白かった!
そしてこのレクシー・アレクサンダーって女流監督はこれからもちょいと注目だな。
映画史上もっとも不愉快なキャラクター
http://www.eiga.com/buzz/060704/08.shtml
映画史上もっとも不愉快なキャラクター
1:(スター・ウォーズ)ジャー・ジャー・ビンクス
2:(フォー・ウェディング)アンディ・マクダウェルのヒロイン
3:(Mr.ビーン)ローワン・アトキンソンのMr.ビーン
4:(エース・ベンチュラ)ジム・キャリーのペット探偵
5:(ドッジボール)ベン・スティラーの敵役
ですって(笑)。
確かにどれもうざったいキャラですな。イギリス人にとってはうざったい=不愉快なのかな?
「嫌われ松子の一生」の感想
(06年6月鑑賞)
「近年稀に見る傑作。極めて悲惨な一生の物語を見せられて何故こんなに清々しい気持ちになれるのか。それはきっと人間讃歌になってるから。単なるカタルシス以上の物がそこにある。」監督:中島哲也。出演:中谷美紀、ほか。
先日、4回目を観に行っちゃいました(^_^;)。情報量が極端に多い映画なんで何度観ても新たな発見があります。
各所で絶賛されてるから改めてわしが書く必要もないよーなものだけど、それでも尚褒めたいし人にススメたくなる作品です。ただし、あらかじめ言っておくべきはアクも強いし決して万人ウケするタイプの作品じゃないって事。ものすごくレベルの高い監督の手腕でどのシーンもキャッチーでストレートで非常に分かりやすく出来ています。だから難解だと感じる人は少ないと思います。しかし、その物語自体が性に合うか?とか面白いと感じるか?はまた別の話し。人間好き嫌いって物がありますからね。とりあえずわしにとっては物凄くツボだったわけです。そこのところは誤解なきようお願いしますm(__)m
さてさて、「あたいのマシンが火を吹くぜ〜いっ」のセリフと共にPVのような映像で幕を開けた監督の前作「下妻物語」。あれから2年。果たしてあの名作を越える作品は出来たのか?。あれ以上インパクトのあるオープニングなんてあるのか?。と、期待に胸を膨らませドキドキしながら上映開始を待ちました。そしたら今度はいきなり木村カエラ嬢のPVかっ?というような出だし。そして松子の甥の笙のナレーションと共に様々な映像の嵐。街で蒼井そら(※AV女優)がスカウトにあってたり。いきなり「さっさと人生を終わらせた人」の映像も出るし。「もうどこへも逃げられないわよ」の片平なぎさの火サス風シーンも最高。もう最初からとてつもない情報量です。ほんの数十秒でグイグイと引き込まれていきました。CMと言う短時間の世界で勝負をしてきた監督の面目躍如と言ったところでしょうか。そして次のシーンでは引き絞った弓矢のツルを一気に解き放つが如くパァァァ〜っと「MEMORY OF MATSUKO」のタイトルへ。あ、このフォント・・・。これってもしかして風と共に去りぬへのリスペクト?。曲もハイスピードなものから一気にスローな「ま〜げて〜、伸〜ば〜し〜て〜♪」というテーマソングに。これはもはやタラのテーマだな(笑)。いやはや。始まって5分も経ってないこの時点でわしは速攻でこの作品合格っ!と合格印を捺しちゃいました(^_^;)。実は下妻物語もオープニングの桃子がスローではね飛ばされるシーンがツボでツボで・・・。あの時点でこれは名作!と断じてしまったんですよ。もちろん最後まで観て「やっぱり名作だった」と最初の確信が間違いで無かった事はすぐに証明されたワケですが。この中島哲也という人はそういう実力を持ってる監督さんなんでしょうね。尊敬します。
と、オープニングだけで半ばメロメロ状態なのに本編が始まったら、そらもう!
大筋は松子の存在すら知らなかった甥「笙」が松子の死後にその足跡を辿るが如く松子の一生を知っていく物語。ま、笙はいわゆる狂言回しです。中学のお堅い音楽教師だった松子はちょっとした事をきっかけに凄まじい勢いで転落人生を始めていきます。その転落に次ぐ転落っぷりはまさに見事です。ヒモを養ったり、2号さんになったり、風俗嬢になったり、人を殺して逃亡したり、服役したり、極道の彼女になったり・・・、イチイチ全部書いていたらキリがありません。揚げ句の果てには殺されるわけだし・・・。それらがスクリーン上に次々と展開していって、ある意味ジェットコースタームービーみたいでした。各センテンスは短くまとめられているのだけどそれぞれの内容が濃い。そりゃあもうスゴイです。そして悲惨なのです。
悲惨・・・。そう、悲惨なんですよ。目も当てられないほど。
でももし悲惨なだけなら何の変哲もない単なる悲劇の物語です。しかしこの作品は決してそれだけでは終わっていないのです。そこが素晴らしい。松子って冷静に見たらかなりダメダメな人間です。例えば最初の修学旅行中の事件にしたって人間がしっかりしていたら絶対あんな結末にはならなかったはずです。人間が弱いんです。すぐ流されるし、人のせいにするし、依存体質だし、変なところで意固地だし・・・もうダメダメ。そこでハタと気付くわけです。それって結局多かれ少なかれ我々観客のほとんどに共通する事なんじゃないのだろうか?と。だって、そうそう高潔で強くて完璧な人間なんていないでしょ?。観客の多くはあまりに突拍子のない展開に「まさか」と思いつつも、恐らくどこかで松子のダメさ加減にシンパシーを感じるのです。そのダメダメ松子は何度も何度も「人生終わった」と思いながらも尚も生きていってしまいます。どんな状況になりながらも常に幸せになりたいと言う願望を持って。それはさしずめKO目前のボクサーが打たれても打たれても本能だけで立ち上がっていく様に似ています。そんなボクサーの姿は自然と人の心を打ち感動を呼び起こします。この映画の松子の姿はまさにそれなのです。だから一見悲劇の物語なのに観客は感動し涙を流し拍手の喝采を送るのです。
と、感動したポイントはきっとそんなところなんだろうな、と分析しました。
あと観賞後に清々しい気持ちになれたポイントのほうですが・・・それは物語の締めくくり方です。ひとつひとつの出来事が悲惨なのは言うまでもないのですが本当に悲惨な点は松子が「受け入れられたい願望(=愛されたい願望、ね。)」を終始強く持っていたのにも関わらず「ことごとく受け入れられなかった」ということ。自分から拒否した事もあるし(妹や沢村めぐみ)、本人が気付いて無かった事もあるし(父や龍洋一)、その点まさに不幸の女です。しかし!「ネタバレ物語は最後に素敵なシーンを用意してくれていました。途中松子は何度もひとりつぶやくように「ただいま」と言います。でもその言葉に応える者は誰もいません。だけど最後の最後のシーン。階段を登りきった場所で待っているのは妹の久美。そして久美は「おかえり」と言って出迎えるのです。そして松子が「ただいま」と素直に応えるんですよ!」もう涙だぁぁぁぁーーーーーーっですよ!。ああ、今思い出しても泣けてくる。「ネタバレ確かに死後の話しだし、生きてる内はずっと誰にも受け入れられなかったわけです。しかし最後の最後にこの救いを作ってくれたおかげでわしは清々しい気持ちで劇場を後にする事が出来たのでした。」。ん・・・。まてよ。「ネタバレそうか。考えてみたらひと足遅かったけど結局龍も会いにきたわけだし、甥っ子も「もし松子おばさんみたいな神様なら信じてもいい」と公言してるし、遅くはあったけどちゃんと受け入れられたんですよね。ラストのシーンはそれを知らずに旅立った松子へのご褒美だったのかな。結局一観客であるわしへのご褒美にもなったわけだけど(笑)。」
そんなワケでわしはある意味この物語を何度も立ち上がる「スポ根モノ」であると捉えると同時に「戻る場所、受け入れられる場所を見つけるために旅立った女のロードムービー」でもあったと捉えます。「ネタバレつまり「おかえり」を探す物語ですね」。一見毒々しかったり、けれん味たっぷりだったり、人によっては拒否感を感じるであろう描写が多々あります。しかしそれでも傑作だ、と言い切れるのはそう言う意味において極上の物語だったからだと思います。
あと余談ですがわしは「青いうた 〜のど自慢 青春編〜」の感想で次なような事も書いています。
・・・そう思うと故郷って本当にありがたい物なんですねえ。故郷とは土地や場所の事だけじゃなく人もその一部なんです。肉親、親兄弟、そして友人、恋人。帰るべき場所、両手を広げて迎え入れてくれる人々。故郷があるってなんて素敵な事なんでしょう。
同時期にたまたま「嫌われ松子の一生」も観たのですがこっちはある意味故郷を求め続けてもついに死ぬまで受け入れられなかった人の話し。「青いうた」と同じく人生の転落模様も描いていました。でもリアルさでは絶対「青いうた」のほうです。また、全然違う内容の映画なのにラストのオチが非常に似ていたのにはびっくりしました。どっちも最高に面白いので今年の邦画の必見の2本です。※全文→http://hassei.net/blog/archives/001516.html
→ヴォーカル曲集 | ■■■ | →サントラ | ■■■ | →オフィシャル・ブック |
→原作本(上巻) | ■■■ | →原作本(下巻) | ■■■ | →ゴールデンタイム(続編小説) |
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「ホワイト・プラネット」の感想
(06年7月鑑賞)
「CGや特撮ではない本物の迫力がそこにある。劇場で観るべき作品。」監督:ティエリー・ラコベール 、ティエリー・ピアンタニーダ。出演:北極圏の生き物の皆さん。
ドキュメンタリーやこういう記録映画ってあんまり上映されないですがたまに観るとやっぱり良いです。ホワイト・プラネットは北極圏の自然を記録した映画なんですがさすがに本物の映像だけあって迫力が違います。シロクマの親子の表情のなんと生き生きしていることか!雄大な自然のなんと神々しいことか!・・・でもそれも劇場で観るからいいんです。テレビで観たんじゃNHKのふしぎ大自然とえらく変わらんじゃん、と思われる人も多いかと(^_^;)。だからこそ!ぜひ公開中に劇場で観賞して欲しい一本です。
それにしても映像のワンシーン、ワンカットがそれぞれ絵になってるんですよねー。
↓単なるタコやウサギだって、ほらこのとおり!
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過酷な条件下で良くここまで美しい映像を撮影できたものです。執念ですね。スゴイです。
そして個人的には大好きなフクロウが大画面で観れて満足でした(笑)。
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↑シロフクロウの親子。
→サントラ | ■■■ | →フォトブック |
米国で海猿リメイク!?
「LIMIT OF LOVE 海猿」がNYで上映され絶賛を浴びたとか。
そしてリメイクの話しも浮上?
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200607/gt2006070303.html
リメイク自体の賛否はともかくとしてこちらの作品が向こうでも評価されるのってなんだか嬉しいです。
と言いますか、今更言うまでもなく全世界で評価の高い日本映画は星の数ほどあります。
リメイクだって沢山されてるし。
だから今回取り立てて嬉しがるような事じゃないのかもしれません。
しかし!
「LIMIT OF LOVE 海猿」みたいな作品が米国で高い評価を得るって今までは考えられなかった事だと思うんです。
この作品の作りってどちらかと言うとハリウッド系大作に近いじゃないですか?
今まで日本でそういう作品を作っても空回りだったり恥ずかしいレベルの物にしかならなかったり。
それが本場の人々のメガネにも適う物が作れるようになったかと思うと!
やはり誇らしいです。
ま、そういうエンタテイメント大作はハリウッドに任せておけば良いと言う意見もあると思います。
ってかわしもそう思ってる一人です(^_^;)
でも「作れる実力はあるけど必要が無いからあえて作らない」のと「作りたいけど作る能力がないから作らない」では大いに意味が違います。
秘めた底力があるのとないのじゃちょっとしたところににじみ出る物がやはり違いますよ。
ここ最近、日本映画が元気です。
実際昔は4:1くらいの割合でしか邦画は観ていませんでしたが最近はほぼ半々の割合で観ています。
そしてアタリの確率はむしろ洋画以上です。
日本映画はあんまり観ない、と言う人にも騙されたと思って日本映画も是非鑑賞に行って欲しいです。
最近観た「嫌われ松子の一生」も「かもめ食堂」もすごい名作です。
そして日本でなければ作る事が出来なかった映画だと思います。
これからも世界中に日本映画はアニメとホラーだけじゃないんだぞ!と知らしめてやって欲しいです。
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しかし、原作がコミックスと言うのがいかにも日本だなー。
いや、最近はアメコミの映画化も花盛りだから世界的傾向か?(笑)。
→海猿原作コミックス 全12巻 (amazon)
「ウルトラヴァイオレット」の感想
(06年6月鑑賞)
「久々にヘタな映画を観ました。小物とかワンカットとかそこだけ取ればいい感じのところもあるのですがそれだけ。」監督:カート・ウィマー。出演:ミラ・ジョボビッチ。
えーと。これは映画オリジナルの作品なのですが冒頭で、さも「原作はコレよ〜」って感じでアメコミ調のアートが次々と映し出されます。そのアートが映画全編を通して一番面白かったかな(爆)。それらを収録した画集が出てたらそれを買って内容を想像したほうが面白いと思います。・・・ってくらいヘタな映画でした。
説明不足だし分かりにくいんですよ。難しい内容だから難しいんじゃなくて、大した内容じゃないのに作り方がヘタで難しくなってるダメダメパターン。こんな事がやりたいんだろうなあ、ってのは痛いほどわかるんですけどねえ。映画として面白くなくちゃしょうがないです。ミラ・ジョボビッチがかっこいいだけに残念。
極端な事を言ってしまえばよくコミケで売ってる絵だけ上手な素人同人漫画を読まされてる感じ。ヒトコマやワンカットはかなりうまいしカッコイイんだけどストーリー崩壊してるしコマ割りはヘタだしセリフは意味不明だし非常に読みにい!。まさにひとりよがり。
それでもまだコミケの同人作品なら良いんです。買う人間もわかって買うわけだし。でもウルトラヴァイオレットはまがりなりにも大手配給会社を通じて全国公開でしょ?。見栄えはするから予告編はいい感じだし、あらすじだけみたらそれなりに面白そうだし。それにひっかかってうっかり観にいっちゃう人多いですよ。きっと。わしみたいに沢山映画観る人間は沢山の中のハズレの一本で済むけど年に1〜2度しか映画館に行かない人がコレに当たったらちょっと悲惨です。同じミラで感染どーのと言う話しならバイオハザードのほうがよっぼど面白いです。
それにしてもあの映像のチープさは狙いなんでしょうね?。あのB級っぽいチープさの溢れる映像は正直嫌いではないです。でももし万一マジでやっているとしたら絶望感たっぷりです。
と、散々けなしてしまいましたが惜しい事は惜しいんです。もうちょっと脚本を練って編集をうまくすればもっとずっと面白くなる要素はたくさんあったはずなのです。とりあえずわしの口には合いませんでした。ファンの方、面白かったという方、どうか気を悪くされませんよう。基本的にわしの感性は少しズレておりますので。と一応フォローと言うかイイワケも(^_^;)
↓こーゆー画像をみるとなんとなく面白そうでしょ?でもだまされちゃいけませんぜ(爆)。
■06年7月の映画マラソン
月に一度のお楽しみ。心の栄養補給。映画マラソンを本日決行しました。今回はシネテリエ天神、KBCシネマ、天神東宝の三館をハシゴして計5作品鑑賞しました。わしにしては少なめ(笑)。ラインナップは次の通り。
59■ウォ・アイ・ニー
60■ホワイト・プラネット
61■好きだ、
62■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
63■カーズ(吹替)
どれもなかなか良かったです♪
CGでは出せない本物ならではの迫力のホワイト・プラネットは正に劇場で観てなんぼの作品。家庭の小画面で観るんじゃもったいないです。しかしフルCGアニメのカーズを同じ日に観るってのもオツなもんで(笑)。そのカーズ、実は散々予告編みてても全然食指が動かなかったのです。車が妙にリアルに擬人化されてて魚がしゃべるニモ以上に気持ち悪〜〜、って拒否感が(爆)。でもとりあえず観ました、それが大正解。すごく面白かったです。さすがピクサー。あとの三つは全然どんな映画か知らずに観たのですが「好きだ、」結構好きだ。宮崎あおいさんの出てる邦画だったのですね。それすら知らずに観たけど宮崎さんウマイわぁ。初恋も良かったけどこれもいい。ユリイカとNANAを思い出してもそれぞれの役どころを完璧に演じ分けてるしすごい女優さんだ。メルキアデスはトミー・リー・ジョーンズが監督といきなり出てびっくり。そう言えば彼がメガホンとって評判になってたのはこれか、と思い出しました。監督としての才能もなかなかです。ウォー・アイ・ニーはタイトルからして中国映画なんだろうな、と言う事くらいでしたがこれも嫌いじゃなかったです。
あと先月の映画マラソンと今回のマラソンの間に次の作品も観ています。
25■間宮兄弟
26■ナイロビの蜂
27■デイジー
28■ポセイドン
29■トランスポーター2
30■ダ・ヴィンチ コード
31■ブギーマン
32■チェケラッチョ!!
33■夢駆ける馬ドリーマー
34■GOAL! (吹替)
35■明日の記憶
36■花よりもなほ
37■クラッシュ
38■デュエリスト
39■アダン
40■初恋
41■不撓不屈
42■トリック劇場版2
43■タイヨウのうた
44■風のダドゥ
45■デスノート(前編)
46■ステイ
47■インサイド・マン
48■M:i:III(吹替)
49■LIMIT OF LOVE 海猿
50■ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン
51■タッチ・ザ・サウンド
52■佐賀のがばいばあちゃん
53■ぼくを葬(おく)る
54■カサノバ
55■ウルトラヴァイオレット
56■バルトの楽園(がくえん)
57■コルシカン・ファイル
58■フーリガン
この中だと何が何でもみなさんに観て欲しいのは「タッチ・ザ・サウンド」です。
かなりオススメは「間宮兄弟」「フーリガン」「カサノバ 」。
オススメは「初恋」「不撓不屈」「インサイド・マン」「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」あたりでしょうか。
「GOAL!」「夢駆ける馬ドリーマー」「明日の記憶」「トリック劇場版2」なんかも悪かないですよ〜。
一方ヤメテおいたほうがいいかな?ってのは「ウルトラヴァイオレット」「コルシカン・ファイル」「花よりもなほ」「デュエリスト」あたり。
あ、好きな人ごめんなさい。あくまでわしの勝手至極な意見なんでお許しをm(__)m
6月は39本劇場観賞してしまった
記録、更新してしまいました。
6月のひと月で劇場観賞した映画作品が
39本
に達しました・・・。
あちゃー(>_<)
今までは昨年10月の36本が最高でした。
その時はその前の月に一本も観賞出来ず、その反動のように観まくったのでした。
んでその記録を塗り替えてしまった今回ですが一ヶ月どころか1月から5月までの長期に渡りほとんど映画館に行けなかったのです。
その反動たるや!
まさにリバウンドですね(^_^;)
ま、ほとんど映画を観れなかった4ヶ月間で割ったらひと月10本前後だから大したことないでしょう。
・・・ってことでひとつ(笑)。
まだ上映してるかどうかは不明ですがオススメがいくつかあります。
特に「タッチ・ザ・サウンド」「青いうた 〜のど自慢 青春編〜」「嫌われ松子の一生」は是非みなさんに観て欲しい作品です。
あと「間宮兄弟」「カサノバ 」「フーリガン」もかなりオススメです。
まだやってたら是非どうぞ!!
ちなみに39本の内訳は以下のとおりです。
20■小さき勇者たち〜ガメラ〜
21■青いうた 〜のど自慢 青春編〜
22■ピンクパンサー
23■ジャケット
24■嫌われ松子の一生
25■間宮兄弟
26■ナイロビの蜂
27■デイジー
28■ポセイドン
29■トランスポーター2
30■ダ・ヴィンチ コード
31■ブギーマン
32■チェケラッチョ!!
33■夢駆ける馬ドリーマー
34■GOAL! (吹替)
35■明日の記憶
36■花よりもなほ
37■クラッシュ
38■デュエリスト
39■アダン
40■初恋
41■不撓不屈
42■トリック劇場版2
43■タイヨウのうた
44■風のダドゥ
45■デスノート(前編)
46■ステイ
47■インサイド・マン
48■M:i:III(吹替)
49■LIMIT OF LOVE 海猿
50■ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン
51■タッチ・ザ・サウンド
52■佐賀のがばいばあちゃん
53■ぼくを葬(おく)る
54■カサノバ
55■ウルトラヴァイオレット
56■バルトの楽園(がくえん)
57■コルシカン・ファイル
58■フーリガン