「銀色の髪のアギト」の感想

(06年1月鑑賞)
GONZOが放つ初の劇場用長編アニメ映画。文明が崩壊した後の世界が舞台。遺伝子操作の失敗で意思を持った森と人間たちの生き残りをかけた戦いがメインの話。映像とキャストがウリの作品なのですが・・・。

正直イマイチだったですねえ。ウリになるほど特別目を引くようなレベルの映像表現はありませんでした、
もうひとつのウリの俳優陣のほうも普通だったかなあ。一応動画とズレてなかったし。ってかアニメ作品ならそれが当り前か。
「音楽だけはマシだった」とちまたで評判のKOKIAさんのテーマソングはわしもまずまずだと思いました。しかしそれにしたってびっくりするほどじゃない。極端な話80年代にケイト・ブッシュあたりがいくらもやってる音楽です。具体的に言うとアルバム「The Sensual World」収録のRocket's Tailなんかとかなり同系統です。
なにより話の内容が薄いのがイタイ。ペラペラ。そしてキャラも弱い。テーマが全然こなしきれてない。決着のつき方もよくあるパターンだし。当然説明も完全に不足だし。
もし今まで観た事もないって言うようなすっごい映像表現がひとつでもあればまだ観れたんだけどなあ。どう考えてもどのシーンも今じゃ当り前のレベルだよなあ。
もし10年前に公開されててもあんまり評判にはならなかったと思う(爆)。
20年前ならアニメーション技術だけ評判になったかもしれん。
緒方氏の基本的なキャラ造形は嫌いじゃないしそれなりによく動いてはいたんだけどなあ。そのあたりは惜しいよなあ。でも話の内容が薄いのでどうしようもないや。
既存の作品との類似点も多数指摘されてるようですけどわしに言わせりゃオマージュどころか二番煎じの域にも至っていない、といったところ。
持論としては脚本がよければ絵がしょぼくても面白い。絵のレベルがいくら高くても脚本がダメだと退屈だ、です。
もっとガンバレ。期待はしてるんだ。



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投稿者: hassei 日時: 2006年01月18日(水) 19:24

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