ほめよう

この前NHKのETV特集の再放送で水谷修さんの特集をやっていました。
この再放送で初めてその存在を知りました。
番組の内容は水谷さんの公演の模様やインタビューを紹介したものです。
氏は教師をしながら夜の町にたむろする若者に声をかる活動をされています。
非行や薬物の道から遠ざけるようにするためです。
著書もありドラマやマンガにもなっているようです。
http://www.sanctuarybooks.jp/mizutani/
「夜回り先生」として有名らしいです。

テレビで観た限りですがこういう人物は苦手です。
と、いうかはっきり言って嫌いです。
高潔すぎるというか潔癖すぎるというか・・・。
助ける事が出来ずに死んでしまった子のことを「自分が殺した」と言うのがまずイヤです。助けられなかったのと殺すのは違います。本人の感覚としてそうなのかもしれませんがそういう自意識過剰なところがまず苦手。
そして一度電車かなんかでお年寄りに席を譲れなかった事があってそれが自分でゆるせずに、今度また譲れないのではないか、と言う恐怖心からそれ以来一度もイスに座った事がない、と言う話しもダメでした。思い込みが激しいと言うか一途すぎるのは気持ち悪いです。
正義は大切だし嫌いじゃないけどここまで正義感丸出しは暑苦しいです。
自分に厳しいのは悪くはないですけど厳しすぎるのはねえ・・・。ちょっと。
(自分に甘すぎるわしも考えものですが・苦笑)
ほかにも沢山鼻につくことがあってどーも苦手でした。

でも!

ひとりやふたり水谷さんのような人がいなくちゃいけない世の中になってきているのも実感としてあります。
愛に飢えた子らが愛を求めるようにして水谷さんのところに相談に行きます。
本当は家庭が、地域社会が、その子に関わるすべての人達が愛を持ってその子に接するべきなのです。
そしたら水谷さんのような人は必要ないのです。
水谷さんのような人が不必要な世の中にしなくちゃいけないな、と思います。
そんな世の中が来るまでは水谷さんにも頑張ってもらわなくてはな、とも思います。

くりかえすようですが個人的にはキャラクターや考え方の苦手な人物です。
そんな水谷さんですが唯一、大賛成の発言がありました。

おこるなほめろ

です。
怒られると人間萎縮してしまいます。あるいは反発感を覚えるだけです。
怒る事や叱る事は時にはとても大切です。
しかしあくまで「時には」なのです。
褒める事はそれより何倍も、もっと、もーっと、大切なのです。

人間が成長する上で大切なのは否定より肯定です。
人間は肯定されないとひねくれたり曲がったりするものです。
ともすると肯定を甘やかしや過保護と混同される方もいらっしゃると思いますがそれは違います。
それは手放しの無意味な肯定です。
ここで言う肯定はどちらかというと正当な評価といったものに近いです。

やっぱほめなきゃね、と常日頃から思っているので嬉しい発言でした。


どっちかと言うと絵が専門なので絵に関して言わせて頂きますと・・・。
自分のお子さんが描いた絵を見て「ヘタクソ」とか「なんじゃこりゃ」とか言ってませんか?
それはいけません。
「上手だね」とか「すごいね」に変えてみませんか。
そう言われたお子さんはきっとさらにのびのびとした素晴らしい絵を描くようになりますよ。
絵的に多少マズくても問題ではないんです。
精神を開放してのびのびと絵を描くということが重要なのです。
それは心にとって大変大切な事なんです。

けなすのって実は簡単なんですよ。
反対にほめるのって意外と難しいんです。
でもわしはけなさずほめてほしい。
わしからのちょっとした提案でした。

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丼〜DON〜 発生どっとねっと
投稿者: 日時: 2004年11月02日(火) 19:41

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