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伝説のフォークシンガー高田渡のドキュメンタリー映画。ライブ風景は基より貴重な自宅でのヒトコマやプライベートな散歩シーンなど大変レアな映像が満載。高田渡ファンは当然必見!そして氏を知らない人にも是非観て欲しい一本です。日本音楽史に燦然と輝く優れた記録映画に仕上がっていると思います。
今回鑑賞したのは(シネ・リーブル博多での)公開初日でした。そのため高田渡さんとタナダユキ監督が来場されて舞台挨拶&ミニライブがありました。ミニライブ最高でした!
(←)ちなみにこの画像は会場で売られていた写真にサインを入れて頂いたものです。別にサイン会があったわけではないんです。出待ちと言うかなんというか、帰る前にグッズを買ったり便所に行ったり近くでウロウロしてたらご本人がフラリと出ていらっしゃったので慌ててサインをもらったんです(笑)
■映画の感想
現時点で今年観た映画のナンバーワンです!
白状します。
今年初めて映画を観て泣きました
これまでにもジーンとした映画やウルウルっときた映画は何本かありましたがここまで本格的に泣いたのは今年初です。いえ、決して悲しい映画ではないので誤解なきよう。どっちかと言うと面白い映画です。でもグッとくるところはグッとくるんです。そこに思わずやられちゃたんだなあ。
映画の終盤、ライブで名曲「ブラザー軒」を演奏するのですが雰囲気と言い歌詞と言い渡さんの歌声と言い・・・もう途中から涙でスクリーンがまともにみれませんでした。
それにしても予想以上に良い映画だったなあ。(泣けた場面を思い返してまたウルウルしてます・笑)
しかし高田渡さんやこのあたりの音楽を知ってるか知らないかで意味合いはちょっと違ってくる映画かもしれません。渡さんを知らない人には優れた入門篇、既知の人には納得の作品と言ったところでしょうか。わしはもちろん後者です。(映画好きなので多分知らなくても観に行ったと思いますが・笑)
正直言うと実際観るまでかなり不安でした。
大好きな渡さんをどのような切り口で料理しているのか?
結構短い上映時間でどれほど表現できているのか?
などなど。
しかしそんな不安はまったくの杞憂でした。切り口や料理どころか、そのまんま。とにかくドーンと高田渡がそこにいるだけ。なんのキライもテライもなく、変な主張も小細工もない。監督さん、分かっています。素晴らしいです。これは簡単そうで実は非常に難しい事だと思います。ドキュメンタリー映画と言えば多少は主張や小細工を入れたくなります。そんなところが一切ない!あっぱれです。
言ってしまえばマイケル・ムーア(華氏911・ほか)のドキュメンタリー映画の対極にあるような作品です。マイケル・ムーアが好かんと言うわけじゃないんですけどね。ムーア的な自己主張ガンガンのドキュメンタリー映画のほうがよっぽど作るのが簡単だろうなー、と。
タナダユキ監督、わし的にはちょっと注目だな。
この映画を観るまで今年のわし的ナンバーワン映画は「エルビス・オン・ステージ」でした。これからマーティン・スコセッシ制作総指揮の「THE BLUES Movie Project」の公開が6作品立て続けにありますし、今年は音楽系映画の当たり年かも知れんです。あ、スウィングガールズも観に行く予定です♪
ええっと。続いて舞台挨拶を兼ねたミニ・ライブの感想に移らせて頂きます。
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(↑)数年前に撮影したわしと渡さんが一緒に写った写真にサインを入れて頂きました。当時似合わないヒゲを生やしていたわしの顔は恥ずかしいので隠しています(笑)。ちなみにこの写真の時も色紙にサインを頂きました。はい、そーです。わしは熱狂的な渡さん党なんです。・・・とゆーか単なるミーハー?(^_^;)
■舞台挨拶の感想
(と、ゆーかライブレポ?・笑)
福岡での公開初日、しかも舞台挨拶と言うので会場に入りきらないほどの観客でした。座席数80のミニシアターで立ち見も大勢でした。わしは朝一番に電車で会場に向かい並んでチケット(兼整理券)を買ったので余裕で座れました。チケット購入から上映開始まで11時間もあったので一度家に帰りました。多少疲れましたがその甲斐はありました。
感動の上映が終了して館内が明るくなり観客全員が渡さんと監督の登場を固唾を飲んで待っていました。まず司会の方が登場されて案内も終わりさてついに渡さん登場か?と思いきや、何やらおかしな雰囲気。舞台の袖の方で司会の方が何やらゴソゴソ。そして・・・
「えーと。すみません。今、高田渡さんがトイレに行かれたようです。もうしばらくお待ち下さいませ(慌)」
・・・もう、大爆笑でした。自由で朴訥でちょっぴりとぼけた人間像。映画の中そのまんまじゃん!と(笑)。
そして待つことさらに5分ほど、ようやく主役の登場です。
まずは渡さんと監督さんによるトークです。映画を作る事になったきっかけや撮影秘話など。笑いの絶えない楽しいやりとりが続きました。そして監督が舞台を去り渡さん一人になりギターが渡されました。ミニ・ライブの始まりです。
「映画が65分でサントラが79分」
「ジュニア(高田漣)のほうが最近売れてます。一緒に来るか?と言ったら、行けない、って」
「映画のせいで舞台挨拶とか回るハメになっちゃって・・・。最近慣れて上手になってきた。いやだね。」
「本当に15アンペアです(会場大爆笑。その理由は映画を観て頂ければ分かります)」
「最近良く会うんだよ。あの四頭身(なぎら健壱のこと)」
などのMCで笑いを誘いつつ6曲が演奏されました。
●仕事さがし
●アイスクリーム
●コーヒーブルース
●あきらめ節
●ブラザー軒
●借りたお金
いやあ、素晴らしかった!
映画の中の「ブラザー軒」で泣いてしまって館内の暗いうちで必死に涙を拭ったのにまたまたブラザー軒、しかもナマ。またまたグッときて困っちゃいましたよ(笑)
今思い返すとどこまでが映画でどこまでが現実だったのか、分からなくなりそうな勢いです。
それだけ映画は実際との境が無く仕上がった素晴らしい作品で、ライブもいつも通りの渡さんだったと言う事でしょう。
どうやっても高田渡でしかない渡さん。
それを悪あがきせずにそのまんま表現した監督さん。
いやー。見事見事。
また、ライブに行きたいな。
そして映画ももう一度くらい観ときたいな。
みなさん、お近くで公開の際は是非観に行かれる事をオススメします!
ちなみに福岡では10/22までやっています。
↓
公式サイト「タカダワタル的」
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