「ブラザーフッド」の感想

(04年7月鑑賞)朝鮮戦争を舞台に運命を翻弄される二人の兄弟の物語。監督カン・ジェギュ。

■感想
訳も分からず戦禍の渦に巻き込まれていく描写がなかなか上手いと思いました。普通の日常のシーンから強制的に徴兵されてあれよあれよと戦闘の真っ只中に・・・。戦争を舞台にした映画なので殺し合いや残酷な場面が沢山あります。確かにそういうシーンは恐ろしいです。しかしそれよりももっと恐ろしく感じたのは自分の意志と関係なく戦争に巻き込まれていく様です。作品中では朝鮮戦争自体の詳しいいきさつはさほど説明されていません。そんなところが訳も分からずただただ戦争に駆り出されていく若者たちのリアリティをうまく表現しているんじゃないでしょうか。
けっこう観る人の知識の差で単なる戦争物とか兄弟愛をメインに据えたヒューマン物とか捉え方が変化する映画なんでしょうね。
一応メインの物語は仲の良い兄弟がお互いの事を思いながらもそれゆえすれ違っていくと言うものなんだと思います。そのメインどころは正直ちょっとやりすぎだった気がします。ドラマティック過ぎるというか悪く言うとクサいと言うか。でもそれはどっちかというと淡々とした演技や展開が好みという個人的な嗜好に拠るところが大きいかな。
ちょっと時間が長すぎだった点をのぞけばなかなか良い作品だったと思います。

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丼〜DON〜 発生どっとねっと
投稿者: 日時: 2004年09月28日(火) 08:17

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