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「東京ゴッドファーザーズ」の感想
(04年1月鑑賞)
監督は今敏氏。前作「千年女優」は音楽の平沢進氏(P-MODEL)のファンであるという理由だけで観に行って思わず不意打ちを食らった名作でした。そんなもんで今作は最初からある程度期待をして行きました。ただ「千年女優」の時と同じく事前情報は皆無の状態での鑑賞でした。そしたら今度は音楽が鈴木慶一氏(ムーンライダース)ではないですか!平沢氏の起用と言い、わしのツボをどこまで刺激すれば良いのでしょう(笑)。ストーリーも好みでした。脚本がカウビでも有名な信本敬子さんなんですね。なるほど。実はわしはカウビの大ファンなんですよ。
あらすじ。新宿の片隅を根城にする3人のホームレスがいた。ギン(江守徹)とオカマのハナ(梅垣義明)と家出少女のミユキ(岡本綾)だ。3人は奇妙な共同生活を送っていたがクリスマスの日、ひょんなことからゴミ捨て場で捨て子とおぼしき赤ん坊を拾ってしまう。ハナは神様の贈り物と言って「清子」と名付け引き取りたがる。しかしギンとミユキの反対に合い一晩だけ面倒をみて警察に届ける事で話しは落ち着く。しかし次の日から「清子」をめぐり様々な出来事が動きだす。3人の過去が明らかになっていったり色々な出会いや別れがあったり・・・。詳しく説明すると面白くなくなるのであとは実際観て下さい!・・・ってあらすじの紹介になってませんな(汗)。
人によってはご都合主義すぎるとか単なるドタバタ劇だと思うかもしれません。それにホームレスという設定も100%活かしきれてるかと言えばそこまでとは言いきれません。でもスピード感のある描写や飽きさせない展開、そしてなんとも言えない可笑しみ、それらが小さな欠点などどうでもよくしてくれるはずです。
自分が不器用だからか登場人物それぞれの不器用さに何とも共感を抱いてしまいます。縁とか偶然とか運とか奇跡とか信じたい気分になりました。
あと配役ですが岡本綾さんはさすがでしたね。江守さんと梅垣さんは期待してたほどではありませんでしたがまずまずでした。でもさすがに歌うシーンの梅垣さんはバッチリはまってました(笑)
それにしても描き出される風景が良かったです。劇場版パトで押井監督の切り取った風景と切り口は似てると思います。P1では夏の風景、P2では冬の風景ってかんじでしたが冬の風景はP2を超えましたね。大都市の裏側なんですがとてもリアルなのにストーリーのお陰で段々ファンタジックに見えてくるから不思議。裏町だとか夜だとかツボな風景が多かったです。
ジャンル的には何なんでしょうね。スラップスティックな面白さもあれば正統派のコメディのおもむきもあります。あるいはヒューマンや風刺劇でも通らないこともないかな?ちょっと違うか(笑)でも良質のエンタテインメントに仕上がっているのは間違いないです。誰でも安心して楽しめると思います。
とにかくクリスマスから新年にかけての偶然と必然の織りなす小さな奇跡の連続の物語は鑑賞した人々みんなの心にほっこりとした何かを残すはず。観て損はないです。なんか思いつくままに感想を並べただけなので支離滅裂でまとまりありませんが結論はそーゆーことなのです。
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