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「死ぬまでにしたい10のこと」の感想
(03年11月鑑賞)
あらすじ。主人公のアン(サラ・ポーリー)は23才で二人の娘を持つどこにでもいるような女性。夜は清掃の仕事をし失業中の夫も仕事をみつけた。ちょっと口やかましいけど母も隣りに住んでいて娘の世話など色々助けてくれる。多少貧しいけど平凡な家庭と生活はずっと続くように思えた。しかしある日気分が悪くなり病院で検査を受けると意外な結果を知らさせる。治療の施しようのない末期ガンで余命2ヶ月だと。アンはショックを受けながらもそれまで流されるように生活してきた自分を振り返る。そしてノートに「死ぬまでにしたい10のこと」を書く。そして病気の事は誰にも告げずに生活を続ける。残された時間はとても少ない。果たして彼女は残された時間をどのように過ごして行くのだろうか・・・といったところ。
派手な演出はなくどちらかと言うとたんたんとした内容ですがそこがまた胸を打ちます。脇を固めるキャラクターのそれぞれのバックボーンがそれとなく分かるようにしてあってアンの死んでしまった後も続いていく世界が想像できるとてもうまい作りです。娘の18の誕生日までのメッセージをテープに吹き込むシーンなどちょっとあざとい演出もありますが正直グッときました。my life without meが原題です。「私のいない生活」ってかんじでしょうか。ともすると重く悲しい内容になりそうですが決してそうしていません。見終わったあと悪くない意味でちょっと切ない気持ちにはなりました。良い作品だと思います。
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